【第122回】コンサルタントの改善日記
コンサルタントである私は健康オタクです。カイゼン会に呼んでいただいて、たくさんの皆さんが準備して下さっていることを知っていますから、病気をして自分の都合で休むことは許されないと思っているからです。
そこで毎年インフルエンザがはやるこの時期は頻繁にそしてしっかり手洗いをします。今年は新型コロナウィルスが大騒動になっていますから、更にしっかり洗っています。最近は公共のトイレなどにも液体石鹸が設置されているところが多く、必ずブクブクと泡立てて手を洗っています。
しかし私の横で手を洗う人も同様にしっかり洗っているかというと、意外にもさっと水をかけるくらいで済ましている人が相変わらず多いのです。テレビを見ると常に手洗いをしっかり!と注意喚起していますが、まだその本当の重要性が伝わっていないようです。
ウィルスは人間の粘膜に貼り付いて初めて風邪の症状を起こします。そして私たち人間の粘膜は主に目、鼻、口、傷口にあります。私は相変わらずおこちゃまですので、もし私を10分間観察して下さると、必ず目をこすり、鼻をほじくり、指をしゃぶります。だから手にウィルスが付いていると必ず発病します。
すなわち、手についていなければ大丈夫といっていいほどの明確な感染経路なのです。
もし職場の方の2割が発病したら会社機能は停止します。改めて手洗いの注意喚起をお願いします。