『システムからの発想』6.ムダとムリの意味
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やれやれ、チョコレートサンデーさえあれば幸せになれるとは安いもんだ。
そういうのが代わりの案「代替案」てことさ。
でもぬいぐるみはお誕生日まで待っていなさい。
一つにしなさい! 一つに!
とりあえず、今はチロルチョコでも食べてなさい。
おっと、 「ムリ」って言ったね?
どうして「ムリ」なのかな?
そのとおり!
つまり波ちゃんを幸せにするという目的に対してチロルチョコ1個という手段が小さすぎるんです。
目的と手段とを比べて、手段が小さい場合を「ムリ」と言います。
反対に、目的と手段を比べて、手段が大きすぎる場合が「ムダ」です。
例えばシャネルのトートバッグをあげるって言ったら大満足でしょう。
そう。
悪いけど、 波ちゃんを幸せにするのに、シャネルをプレゼントするのは 「ムダ」というものなんです。
で、どうだろう。
ご要望のチョレートサンデーで手を打たないかな?
というわけで、目的と手段のバランスを取ることを「最適化」と言います。
ちなみに、ムダとムリが混在する状態を「ムラ」と言います。
みなさんの職場でもよく「ムダ・ムリ・ムラをなくそう」って言うでしょう。
それは、仕事や行動の目的と手段を見直して、最適化を図りましょうっていう意味なんです。
覚えておいてね。