血合いをレバ刺しに 上田さん調味料が特許 【知財ニュース拾い読み】

血合いをレバ刺しに 上田さん調味料が特許 【知財ニュース拾い読み】

血合いをレバ刺しに 上田さん調味料が特許

『わかやま新報』 (2016/12/16)
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2016/12/20161216_65915.html

 

記事では、和歌山県の上田耕造さんが、魚の血合いを「牛レバ刺しの風」にする調味料に関して特許を取得したことを伝えています。

現在、生の牛レバーは、食品衛生法に基づいて規制されています。この規制は、生の牛レバーを安全に食べることができる技術が開発されるまで見直されることはないでしょう。

今回の魚の血合いを「牛レバ刺しの風」にする技術は、生の牛レバーが解禁されるその時までの繋ぎとして期待されるものではないでしょうか。

 

なお、特許を出願・取得した場合、その内容は公報として一般に公開されますが、2016年12月25日の時点では、上田耕造さんを発明者または出願人とする公報はまだ発行されていないようです(開発NEXT編集部 調べ)。

今後、公報が発行されることで、魚の血合いを「牛レバ刺しの風」にする調味料等の詳細が明らかになりますが、特許権者の許可を得ずに、居酒屋や焼き肉店等でこれを提供した場合は特許権の侵害となります。

ただし、家庭で個人的に楽しむ分には、特許法上、侵害の問題にはなりませんので、興味のある方は試してみてはいかがでしょう?

出典:『血合いをレバ刺しに 上田さん調味料が特許 【知財ニュース拾い読み】』開発NEXT


弁理士。コスモス特許事務所パートナー。1980年愛知県生まれ。愛知大学卒業、名古屋工業大学大学院修了。LECで弁理士受験の講師を務める。オモシロ特許研究会を主宰し、知的財産権の大切さを伝えるため全国で講演を行う。自身、商標権を活かしたアイデア商品を作るベンチャー企業、TimeFactory株式会社を設立、資格試験の受験生向けの商品などを手掛ける。著書に『社長、その商品名、危なすぎます!』(日本経済新聞出版社)、『理系のための特許法』(中央経済社)等がある。 特許・商標・ものづくりを応援するフリーペーパー『開発NEXT』を発行、「開発NEXT Web」( http://kaihatsu-next.com/ )を運営している。