ものづくりニュース by aperza

社長も改善2

社長も改善2

前回、社長も改善をするのですと書きました。

社長に参加していただきたい改善の形はいろいろあるのですが、その一つにKZ法という経営を変える整理整頓のやり方があります。

KZ法のKは改善、Zは全体を表すのですが、生産現場の整理整頓活動に社長にも入ってもらうことで、その場所がすっきりするだけでなく、会社全体の大きな問題がそこで浮かび上がり、これまでできなかった経営改善ができるというものです。

 

5Sをやる現場に、社長や役員、そして営業や設計や管理部門の管理職も集まって、みんなですぐ使わないモノや問題のあるモノにカードを貼ります。

そしてそれらを要らないモノ、すぐ使わないモノ、問題のあるモノに分けてでみんなで、

 

・これはなんだろう?
・なぜ要らなくなったのだろう?
・どうやってみんなで改善しよう?

 

と話し合うことで、設計の問題や調達の問題や、営業の問題や、管理の問題が見えてきます。

そしてそれらを見て聞いて話して、いろいろ分かった社長が、設計変更を設計部門と技術部門と調達部門のみんなに指示したり、モノの買い方をもっとチョビチョビギリギリにするよう調達部門に指示したり、生産ロットサイズの変更を生産管理と製造部門に頼んだりということになります。

社長は目の前の現物を見ているので自信をもって支持をすることができるのです。

kaizen2

◎現場改善No.1コンサルタント。大手自動車メーカーにて、一貫して生産効率改善(IE)を担当し、その改善手腕を見込まれて、社命にてスタンフォード大学大学院に留学。帰国後、若くしてIE責任者として、全国の主力工場を指導、抜群の成績をあげる。 ◎現在、 柿内幸夫技術士事務所の所長 として、自動車、家電、食品、IT関連メーカーなどを指導。「現場で、全社員が一緒に改善する実勢指導」という独自のノウハウで、社長・工場長はもとより、現場の人たちから絶大な信頼をよせられる。中小企業のドロ臭さと、最新鋭の工場ラインの双方を熟知した手腕に、国内だけでなく欧米、中国、アジアの工場の指導に東奔西走する毎日である。 ◎1951年東京生まれ。東京工業大学工学部経営工学科卒業、スタンフォード大学修士課程修了、慶応大学にて工学博士号取得。 ◎著書「最強のモノづくり」(御沓佳美 共著)「“KZ法”工場改善」「儲かるメーカー 改善の急所〈101項〉」、「5Sでつくる高収益工場ビデオ」「図解でわかる生産の実務 現場改善」「現場改善入門」「現場の問題解決マニュアル」他多数。平成16年日本経営工学会経営システム賞受賞。工学博士、技術士(経営工学)。