現場改善用語集【FMEA】

現場改善用語集【FMEA】

チラッと耳にした重要そうだが聞き慣れない用語、実戦で知っておくと改善が面白くなりそうな用語、度忘れしそうなのでメモしておきたい用語などを集めた用語集です。

FMEA(えふえむいーえー)

FMEAとは、failure mode and effect analysisの略で、「故障モードと影響解析」と訳されている。信頼性の設計・検討で利用される手法。

システムを構成する部分(部品)が予め想定できる故障や不具合を起こした場合に、その上位のシステムにどんな影響を及ぼすか、その影響の程度はどうか、どのような対策があり得るか、改善方法はあるか、などを表を作って逐次解析する方法である。

FMEAは、必ずしも故障率のような実測値、予測値を必要としない相対評価なので、簡便で非常に応用範囲の広い解析方法といえる。

もっと身近でポピュラーな手法として定着しても良さそうなのに、ほとんど形式的な資料作りに終始してしまい、十分に考え方を活かせていないのは残念である。

 

出典:『備忘録めもらんだむ』面白狩り(おもしろがり)


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。