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機械でじゃんじゃん生産できる改善:材料は近くにありますか?

機械でじゃんじゃん生産できる改善:材料は近くにありますか?

あなた一人で、手抜きでできる「機械でじゃんじゃん生産できる改善」

材料は近くにありますか?

機械には、材料を投入します。そして、完成品ができます。

ある程度の量の材料や完成品が、機械の中に置けるように設計されています。

機械が動き出すと、材料がなくなります。そして、完成品でいっぱいになります。完成品で満杯になった時、どうなりますか?

 

良く考えて設計された機械であれば、運転しながら安全に投入・取り出しができます。

しかし、たいていの機械は、一時的に停止して行います。

その場合の手順は、しっかり決まっていますか?

 

良く見かけるのは、材料切れで機械が停止してから、おもむろに材料を取りに行っているというものです。

また、完成品が満杯になって機械が停止してから、完成品を取り出してします。

最悪のケースでは、機械を停めたまま、完成品を遠くの棚に置きに行っているのです。とても、もったいないですね。

 

材料補充や完成品取出しは、日常的に発生するものです。

しかも、発生する時間も量も、ある程度、予測できます。

あらかじめ材料は準備しておき、材料がなくなったら、すぐに補充すべきです。完成品を取り出したら、一時的に近くに置いて、すぐに機械を動かすべきです。

 

まず、材料について考えてみましょう。

材料を置くスペースを、機械の近くに設置する必要があります。機械に置くスペースがなければ、キャスター付きの作業台を準備して、使う時だけ機械の近くに持ってきます。

大きな作業台は不要です。必要な材料がのる最小の台にすべきです。

 

そうすると、材料補充で、機械を停める時間が最短になります。

一日に何回も発生するので、効果も大きくなります。

さらに、機械を動かしながら、安全に材料の補充ができるようになれば、機械は全く停まらなくなります。

 

この場合は、カバーやセンサーを用いて、安全性を確保する必要があります。

生産技術の応援をもらってください。

「材料補充での機械停止はゼロ」を目標に、改善を行ってください。

参考書

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出典:『あなた一人で手抜きでできる 楽々改善』楽々改善舎


現場改善コーチ。楽々改善舎代表 ◎1958年大阪府生まれ。同志社大学工学部電子工学科卒業後、松下電器産業株式会社(現パナソニック)に入社。34年の勤務の後、2015年に定年退職。◎前半17年間は、生産技術として社内用生産設備の制御・計測機器の設計を担当。後半17年間は、社内の生産工場の生産革新・生産性向上プロジェクトの支援を担当。現場改善を推進する。同時に、IE(インダストリアルエンジニアリング)トレーナーとして現場メンバーにIE改善の訓練を行う。社内のIEトレーナー養成研修を担当し、IEトレーナーを育成。社内のIE認定部会の副主査を10年間担当。◎1995年、衛生工学衛生管理者試験合格。2011年、技術士(経営工学)ニ次試験合格。2015年、栃木県足利市の5Sインストラクター研修修了。◎2015年、楽々改善を提唱し、「楽々改善舎」を大阪にて発足。楽々改善のサポート、5S改善を推進できる人材の育成、Webによる現場改善の情報発信、電子出版をノマドワークで推進している。◎楽々改善 http://r2k.link/raku.html