工場・製造現場の熱中症対策は万全ですか?1分でわかるオススメ熱中症対策
猛暑の今年、現場作業者から体調不良などを訴えることが増えているのではないでしょうか。
そのまま放置しておくと、生産効率の低下や大きな事故に繋がりかねません。
今からすぐにできる、現場の熱中症対策をまとめましたのでぜひご覧ください。
なぜ今年、熱中症対策をしなくてはならないのか?
2018年、梅雨明けは平年に比べて全国的に十数日、関東では22日も早い梅雨明けとなりました。
そのまま猛暑に突入し連日35度を超える地域も多く、暑さは衰える気配はありません。
熱中症になるとだるさや吐き気、めまいや頭痛等の症状が現れ、そのまま作業を続けると生産効率の低下はもとより、健康を害したり大きな事故に繋がりかねません。
そこでものづくりニュース編集部では、製造現場・工場の責任者、監督者の方々に向けて、熱中症対策の基本と対策用の各種グッズ、製品をまとめました。
すでに対策しているから大丈夫とお考えの方も、あらためて熱中症対策についての理解を深め、対策を検討してみてはいかがでしょうか。
そもそも労働環境における熱中症対策とは?
環境省による「熱中症声かけプロジェクト」によると、労働環境における熱中症の特徴としては以下のような点があるそうです。
熱中症になりやすい労働環境は、「炉や加熱された製品など高温な場所、発熱体から放射される赤外線による熱(輻射熱)がある場所」
熱中症になりやすい健康状態は、「休憩を取らずに長時間にわたり連続して行う作業です。また、通気性や透湿性の悪い衣服や保護具を着用して行う作業」
まさに工場・製造現場が当てはまりますよね。
また、これに対して工場・製造現場の一般的な熱中症対策は以下のようにまとめることが出来ます。
- 温度や湿度を見える化する
- 作業場を冷やす、風通しを良くする
- 体そのものを冷やす、涼しくする
- 作業時間を短縮する、こまめに休憩をとる
- 水分、塩分を適度に摂取する
これらの対策はとられているでしょうか?
どの現場でも、今からでも、すぐに対策が取れるようにオススメの工場用・製造現場用の熱中症対策グッズをご紹介します。
いますぐ熱中症対策ができるグッズ
労働環境の温湿度は見える化されていますか?
労働環境の温度や湿度は見える化かされていますか?
いまどのような環境にいるのか、どの状態になったら危険なのか、を客観的に知ることは対策の第一歩です。
労働環境の温度・湿度を見える化するための製品をご紹介します。
iDECA CN67435 熱中症 みはりん坊ミニ
iDECA EN57839 みはりん坊W【乾燥指数・熱中症指数表示付温湿度計】
日本緑十字社 発汗チェッカー
【特長】
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他にも多くの製品があります。ぜひ情報収集・選定にご活用ください。
>その他の熱中症対策用の温湿度計をチェック
労働環境の温度・湿度は最適に保たれていますか?
温度や湿度が見える化されたら、次は適切な温度・湿度を維持するための対策を行いましょう。
労働環境を冷やしたり、風通しをよくするための製品をご紹介します。
日立 スポットエアコン クールショット SR-P20YE6(単相100V) 1口ダクト付き
- いけうち クールジェッター
霧+ファンの冷房ユニットで、工場内の温度を2〜4度下げることができ、特に冷房が困難な大空間や出入り口が開放されている建屋などの半屋内空間でも効果的に冷房が可能だそうです。使用箇所や用途に合わせて様々なタイプがあります。 - イーズ スポットバズーカ
施工不要、移動可能なスポット冷房で、特に大規模な作業場の熱中症対策に大活躍しているそうです。
他にも多くの製品があります。ぜひ情報収集・選定にご活用ください。
>その他の熱中症対策用の空調設備をチェック
作業服は快適ですか?
環境の温度・湿度だけでなく、体そのものを冷やしたり、涼しくすることも非常に効果的です。
いろいろな製品をチェックして、現場に最適な対策を取り入れてみましょう。
日本緑十字社 アイスバックⅡ
日本緑十字社 くるっとクール(専用カバー付き)
- 日本緑十字社 熱中対策キットDX 375472
クーラーボックスと保存水、冷却パック、タオルや塩などのセットです。
万が一の備えとして、すべての現場に置いておきたいグッズですね!!
他にも多くの製品があります。ぜひ情報収集・選定にご活用ください。
>その他の熱中症対策グッズをチェック
いかがでしたでしょうか。
ものづくりニュース編集部より、猛暑の中でも頑張って働く皆様へおすすめの熱中症対策グッズをご紹介いたしました。
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