大学もクラウドファンディングで資金調達【知財ニュース拾い読み】

大学もクラウドファンディングで資金調達【知財ニュース拾い読み】

国立大学がクラウドファンディング!?東京藝大の新しい挑戦 – COSMUSICA (2017/4/9)

記事では、東京藝術大学がクラウドファンディングのReady forを利用して様々なプロジェクトの資金調達を行っていることが紹介されています。

A man getting image of the earth

クラウドファンディング(crowd funding)とは、群衆(crowd)に資金調達(funding)の支援を求めるもので、多くの場合、インターネット上のサービスを介して行われます。

一般的には、資金調達をするプロジェクトごとに目標金額が設定され、資金提供者から提供された総額が目標金額以上になると、そのプロジェクトが実行されるという仕組みになっています。

完全な寄付型のものもありますが、プロジェクトに関する様々な形のリターンを資金提供者が受けられるものも多くあります。

なお、目標金額を達成できずに実行されなかったプロジェクトについては、それまでに集めた資金は提供者に返されるようです。

 

東京藝術大学に限らず、近年、国立大学がクラウドファンディングを利用するケースが増えているようです。

例えば、昨年には、国立大学で初めて、徳島大学が研究費などを募るクラウドファンディングOtsucle[おつくる]の運営組織を立ち上げたことで話題になりました。

クラウドファンディングは、その仕組み上、資金調達だけでなくマーケティングやプロモーションの効果があります。

大学がクラウドファンディングを利用するのには資金調達の目的もありますが、研究等について社会でのニーズを調査や社会に向けての発信の機会としてのメリットも見出しているのでしょう。

 

クラウドファンディングに興味のある方は、発明plusの過去のクラウドファンディングに関する記事もご覧ください。

出典:『大学もクラウドファンディングで資金調達【知財ニュース拾い読み】』(発明plus〔旧:開発NEXT〕)


弁理士。コスモス特許事務所パートナー。1980年愛知県生まれ。愛知大学卒業、名古屋工業大学大学院修了。LECで弁理士受験の講師を務める。オモシロ特許研究会を主宰し、知的財産権の大切さを伝えるため全国で講演を行う。自身、商標権を活かしたアイデア商品を作るベンチャー企業、TimeFactory株式会社を設立、資格試験の受験生向けの商品などを手掛ける。著書に『社長、その商品名、危なすぎます!』(日本経済新聞出版社)、『理系のための特許法』(中央経済社)等がある。 特許・商標・ものづくりを応援するフリーペーパー『開発NEXT』を発行、「開発NEXT Web」( http://kaihatsu-next.com/ )を運営している。