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大学の研究結果を使えるのも開放特許のメリット

大学の研究結果を使えるのも開放特許のメリット

美容や健康に関係する商品開発を進めたいという方が多くいます。

美容や健康は商品開発や通信販売でも人気のカテゴリーであるため多くの参入があります。

その中で美容や健康の専門家と一緒に開発した製品というのを見ることがあると思います。

 

専門家としては自分の知識を商品に生かすことができるメリットがあり、その専門的知識に対して対価を得ることもできます。

ただ、なかなか適した専門家を探し出すことができません。

また、見つけたとしてもアプローチの手法がわからないと言って悩まれている方にお会いしたこともあります。

 

そこで専門家の知識を使うのであれば、大学の教授等が取った特許を活用していくのも一つです。

大学の教授はそれぞれも分野のエキスパートです。

その大学教授が研究を重ねた成果として特許が生まれます。

 

ただ、大学自身や大学の教授には作ったり、売ったりする力はなかなかありません。

そこで、作る力や売る力がある会社であれば大学教授が開発した特許で開放されている開放特許を使うのもいいでしょう。

大学教授の持つ開放特許を使うことでその分野のエキスパートの知識を借りることができます。

 

特許使用料はかかりますが、それ以上のメリットが受けられる可能性もあります。

大学に眠っている開放特許を使うことで自社の製品をワンランク上の商品にすることができるかもしれません。

教授2

出典:『大学の研究結果を使えるのも開放特許のメリット』開発NEXT


弁理士。コスモス特許事務所パートナー。1980年愛知県生まれ。愛知大学卒業、名古屋工業大学大学院修了。LECで弁理士受験の講師を務める。オモシロ特許研究会を主宰し、知的財産権の大切さを伝えるため全国で講演を行う。自身、商標権を活かしたアイデア商品を作るベンチャー企業、TimeFactory株式会社を設立、資格試験の受験生向けの商品などを手掛ける。著書に『社長、その商品名、危なすぎます!』(日本経済新聞出版社)、『理系のための特許法』(中央経済社)等がある。 特許・商標・ものづくりを応援するフリーペーパー『開発NEXT』を発行、「開発NEXT Web」( http://kaihatsu-next.com/ )を運営している。