中居正広氏、SMAPの商標権の買い取りを計画か?【知財ニュース拾い読み...

中居正広氏、SMAPの商標権の買い取りを計画か?【知財ニュース拾い読み】

Daily News Online – 2017/4/8 – http://dailynewsonline.jp/article/1298221/

記事では、元SMAPのメンバー中居正広さんが、SMAPに関する商標権の買い取りを計画しているという噂について紹介しています。

SMAP_live

2016年末に解散したSMAPに関する商標権は、現在、ジャニーズ事務所が所有しています。

SMAPに関する商標権としては、商標登録第2286334号、第2297874号、第2340431号、第3047285号、第5387025号、第5389940号の6件が存在しているようです。

 

本当に買い取りとなった場合、やはりその価格は気になります。

商標権を譲渡する場合の価格に関しては特に決まりはありませんので、売買する当事者同士の合意によって決定されます。

一般的な傾向としては、無名であれば価値が低く、有名であればあるほど価値が高いと判断されます。

 

商標権の具体的な譲渡価格の算出方法はケースバイケースですが、例えば、その登録商標を使用できなかった場合の損失に基づいて決めることができます。

「SMAP」の商標権の客観的な価値は、「SMAP」として活動した場合に見込まれる利益と「SMAP以外のグループ」として活動した場合に見込まれる利益を比較することで求めることが可能です。

このため、元SMAPのメンバーでグループを再結成するにあたり、SMAP以外のグループ名でも活動し得るケースでは、このような手法によって買い取り価格を決定することもできます。

 

ただし、中居さんにとっての「SMAP」のように、思い入れが強いと考えられるような商標権の買い取り価格は、商標権の客観的な価値よりも高額になる可能性はあるでしょう。

 

なお、芸能関係の商標権が売買された例としては、昨年にロックバンド「黒夢」に関する4件の商標権がオークションにかけられ、合計1,409,000円で落札されたものがあります。


弁理士。コスモス特許事務所パートナー。1980年愛知県生まれ。愛知大学卒業、名古屋工業大学大学院修了。LECで弁理士受験の講師を務める。オモシロ特許研究会を主宰し、知的財産権の大切さを伝えるため全国で講演を行う。自身、商標権を活かしたアイデア商品を作るベンチャー企業、TimeFactory株式会社を設立、資格試験の受験生向けの商品などを手掛ける。著書に『社長、その商品名、危なすぎます!』(日本経済新聞出版社)、『理系のための特許法』(中央経済社)等がある。 特許・商標・ものづくりを応援するフリーペーパー『開発NEXT』を発行、「開発NEXT Web」( http://kaihatsu-next.com/ )を運営している。