中国での改善活動の進め方|元トヨタマンの目
![中国での改善活動①](https://news.aperza.jp/wp-content/uploads/2018/07/27124321/9143ce529a43228487f5346bfed1fc76.jpg)
![中国での改善活動②](https://news.aperza.jp/wp-content/uploads/2018/07/27124344/d0f28a02c995ab9b09032fdd1cda8820.jpg)
やるべきことはすべてこのように表示した。
私がつくって、すべて写真の劉君に中国語訳してもらったものだ。
<ライン化>
①1個流し化に向けて、ABC分析にて量産品の把握
②対象量産品の工程系列図の作成
③運搬が多い機械間を順次、近接させていくやり方で機械全体のレイアウトを検討
④1個流し化が実現したら順次点検項目の検討
<ポカヨケ>
ポカヨケ事例集で定石を学習
<シングル段取り化>
シングル段取への取り組み手順の学習
これらの事項はすべてトヨタ式に取り付く以前のことで、トヨタでは”あたり前”のことだ。
私がトヨタに入社した時には、当然すべて終っていたことなので、自分で勉強するしかなかった。
私のクライアントは”無垢”の会社ばかりなので、このように一から手順を示し、一歩一歩やっていくしかない。
トヨタ式である、平準化仕掛け、自働化、かんばん活用、生産能率管理、変動費予算管理、問題解決手法などに取り付けるのはいつのことになるのだろうか。