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ロボットホテルに行ってきました

ロボットホテルに行ってきました

佐世保に行ったついでにハウステンボスにある“変なホテル”に泊まりました。

英語名は“Henn-na Hotel”で本当に「変なホテル」という名前のホテルです。

なぜ行ったかというと、このホテルは世界で初のロボットスタッフが働くホテルとしてギネスブックに認定されているので前から行ってみたかったのです。

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ホテルに入って入口からロビー全体を見渡すと本当に人がいない……。

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この写真は私がチェックインしているところですが、前にいる女性はロボットです。

よく見ると隣の受付は恐竜のロボットです(後ろ脚が見えてるでしょ)。

受付の女性は(?)「いらっしゃいませ」と私を迎えてくださり、必要な事項を目の前のタッチペンで入力するよう日本語で指示をし、入力し終わったところで部屋のカギに使うカードが発行されました。

 

この後、必要であれば荷物を部屋まで運んでくれるロボット(?)もいて、人間とは誰ともすれ違わずに部屋まで入りました。

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ちょっと緊張しましたが、まずは部屋に入れてホッとしました。

しばらくして落ち着いたところで考えたのですが、ホテルでロボットは初めてだし、人造の人間や恐竜のリアルな表情や動きが珍しいので驚きましたが、私たちの生活にはすでにこのレベルのロボット化は取り入れられていると気づきました。

例えば電車の駅で切符を自動販売機で買う時、私たちは自分一人で行先の画面を出してお金やカードを入れて切符を買って電車に乗っています。

 

今回ロビーでやったことはこれとほとんど同じです。

自分の名前を入れて切符をもらっていく先の部屋に入ったのですから。

あるいは、園内の“変なレストラン”では、若いころ(?)自動車会社の溶接現場で働いていたというロボットがお好み焼きを焼いていました。

 

溶接作業と比べるとモノは軽いし、要求精度は低いし(それでも時々失敗したり、汗を拭くかっこうをしたりする)、熟練溶接工であった彼(?)からすると何でもない仕事でしょう。

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日本全体の人口減少はもちろんですが、それ以上のスピードで労働人口は減ってます。私の指導先でも多くの会社が人手不足で困っています。

ロボットの活用はいろいろなところで望まれますが、まったく新しいことではなくすでに身の回りに事例がたくさんあると考えてみると、これまで気づかなかった素晴らしいアイデアが出る気がしてきました。

「変なホテル」 http://www.h-n-h.jp/

改善マンガ19-768x2250

◎現場改善No.1コンサルタント。大手自動車メーカーにて、一貫して生産効率改善(IE)を担当し、その改善手腕を見込まれて、社命にてスタンフォード大学大学院に留学。帰国後、若くしてIE責任者として、全国の主力工場を指導、抜群の成績をあげる。 ◎現在、 柿内幸夫技術士事務所の所長 として、自動車、家電、食品、IT関連メーカーなどを指導。「現場で、全社員が一緒に改善する実勢指導」という独自のノウハウで、社長・工場長はもとより、現場の人たちから絶大な信頼をよせられる。中小企業のドロ臭さと、最新鋭の工場ラインの双方を熟知した手腕に、国内だけでなく欧米、中国、アジアの工場の指導に東奔西走する毎日である。 ◎1951年東京生まれ。東京工業大学工学部経営工学科卒業、スタンフォード大学修士課程修了、慶応大学にて工学博士号取得。 ◎著書「最強のモノづくり」(御沓佳美 共著)「“KZ法”工場改善」「儲かるメーカー 改善の急所〈101項〉」、「5Sでつくる高収益工場ビデオ」「図解でわかる生産の実務 現場改善」「現場改善入門」「現場の問題解決マニュアル」他多数。平成16年日本経営工学会経営システム賞受賞。工学博士、技術士(経営工学)。