ラオス正月で4月13日から17日まで休みです |ラオス縫製工場の日常

ラオス正月で4月13日から17日まで休みです |ラオス縫製工場の日常

※2017年4月に書かれた記事です。

 

ラオス正月はいよいよ今週となりました。

街なかでもラオス正月を祝うためのラオス語で「あけましておめでとう」と入ったTシャツや花柄のシャツ等がたくさん売られています。

縫製工場でも、若い(20代?)の職員の中に、髪の毛を明るく染める職員が何人も出てきます。ラオスでは、ラオス正月のときには、多くの若者が頭を明るい色に染めます(そして、ラオス新年が終わると、髪を黒にもう一度染め直します)。

 

CBC Laoも、ラオス正月休みで、13日から17日まで休業させていただきます。

毎年、ラオス正月は4月14日から16日までですが、今年は週末が重なるため振替休日ということで13日(木)と17日(月)も休みになりました。

(このラオス正月の休みについては、以前のブログでは13日から16日まで書きましたが、その後、ラオス政府とラオスの縫製協会から、ラオス国内のすべての縫製工場が4月13日から17日まで正月休みにするように通達がきました)

 

ちなみに、タイの正月であるソンクラーンとラオス正月はほぼ同時期ですが、タイ正月は4月13日から15日なので、ラオス正月の方がタイ新年より1日遅くなっています。

今日は、ラオス正月について、少し紹介します。

 

ラオス正月は、ラオス語では、ピーマイ・ラオと言います。

ピーは「年」、マイは「新しい」、ラオは「ラオス」の意味です。ラオス人は、自分たちを指す時に「ラオス」ではなく「ラオ」というように言います。

このピーマイ・ラオに、「こんにちは」という意味の「サバイディー」をつけて「あけましておめでとう」という意味で、「サバイディー・ピーマイ」をお互いに言い合います。

 

これに、「幸運を!!」という意味の「ソークデイ」を含んだ「ソークディ・ピーマイ!!」を付け加えることもあります。

※英語で書くとラオスは「LAOS」で最後の「S」は、複数形の「S}です。フランスの植民地になったときに、現在のラオス国内に、「ラオ」族の国が幾つかあったの「LAO」に複数形の「S」をつけて「LAOS」にしたようです。

なので、ラオス人にとっては、ラオスという呼び方はあまり好きではありません。また、ラオス国の正式名称は、英語ではLAO P.D.Rで、「LAOS」ではありません。

 

さて、どんな風にラオス正月を過ごすのかというと、伝統的には家族や親しい友人たちとお祝いをご飯を食べる。歌う。そして、水を掛け合って、悪いものを落としていくというような感じです。

家族が他県に働きにいったりしていることも多いので、家族親戚が揃うのをとても楽しみにしています。どこの国も、家族や親しい友人と過ごすのは一緒ですね。

また場合にはよっては、バーシーと呼ばれる儀式をして、悪いものを流して、良いものを呼びこもうとすることもあります(ただ、料理に関しては、ラオスには、日本のおせち料理にあたるような特別な正月料理というものがないので、いつもと食事よりも少し良い食事という感じです)。

 

縫製工場の職員の中にも、地方出身の職員もいて、この時期にそれぞれの地方に戻って家族や親戚と過ごすのを楽しみにしています。

北部の県出身者の中には出身県までバスで24時間以上かかる場合もあるので、なかなか地元へ戻ることができません。このラオス正月期間は、数少ない地元へもどることのできる機会です。

このような伝統的なラオス正月の過ごし方に対して、首都ビエンチャンでは、かなり派手になってきています。個人的にも、一部の若者は羽目を外しすぎているように感じます。

 

色のついた水をいれた水風船を車やバイクになげつけたり(これは完全に違法です)、わざわざ通行している車やバイクを半ば強引にとめて水をかけたりと(今年はこれも禁止になるようです)、なんでもありという雰囲気になっています。

お酒もかなり入ります。明らかにフラフラ運転している車やバイクも見かけるようになります。

病院が1年で一番忙しいのも、このラオス正月の時期だということです(ラジオで病院の職員がインタビューを受けていて、ラオス正月の時期の患者数の増加に備えて、ベッド・輸血用の血液を用意し、さらに病院職員も増員して対応すると話していました)。

 

そんなわけで、政府系のラジオや新聞でも、この頃はよく「飲酒運転はやめましょう」「豪勢に騒ぐのはなく、伝統的な質素な正月の過ごし方をしましょう」的な内容が多いです。

今年は、花火が禁止になり、水掛けも午前9時から午後6時までに制限されるようです。

 

縫製工場でも4月12日、ラオス新年のお祝いをすることになっています。

伝統的に落ちついた雰囲気になればいいと思うのですが、毎年、とにかく飲んで飲んで、踊って、水を掛け合って、また飲んでというパーティになっています。

あっという間にビールがなくなって、また買い足しては、またビールがなくなって工場内でパーティは終了して、さらに多くの職員が近くの飲み屋さんに飲みにいくという感じです。

 

ラオス人のビールの飲料は半端ではないです! またこの様子は新年明けのブログで紹介します!

では、皆さん、サバイディー・ピーマイ!

 

出典:海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場


ものづくりニュース編集部です。日本の製造業、ものづくりの活性化を目指し、日々がんばっています。