ものづくりニュース by aperza

メルセデスが実現するインダストリー4.0の製造工程

メルセデスが実現するインダストリー4.0の製造工程

インダストリー4.0や製造工程の革新と言われても、いったいどんな製造工程になるのか分からない。そんな声があるのも事実。

そこで、
インダストリー4.0に向けて先進的な取り組みを行っているメルセデスベンツの自動車製造工程の動画をご紹介します。

どのようにして生産性を向上させているのか、
ロボットをどう活用しているかがよくわかる動画です。

◆1 ギアボックスの組み立て
使っているのは、KUKAの協働ロボットLBR iiwa。
現在、最も高性能で賢い協働ロボットと言われています(高いらしいですが。。。)

スクリーンショット 2016-08-18 20.01.12

ロボットに嵌合をさせるのは実は難しく、
正確な位置決めができないと、うまく嵌らずにぶつけてしまいます。
しかしこのiiwaは、力覚センサによって接触した時の力を感じることができます。
明らかにうまくはまらない時は、無理をせずに方向を変えながら優しくねじ込んでいくことができるそうです。

◆2 車体へのバッテリー組み付け
重いバッテリーを車体に組み付けていきます
AGVで運ばれてきたバッテリーユニットを、
ペンダントでロボットを操作して、持ち上げて所定の位置まで運んで組み付けます

スクリーンショット 2016-08-18 20.08.43 スクリーンショット 2016-08-18 20.09.25

◆3 バーチャル組み立て
作業員教育のため、バーチャルで組み立て作業を体験できます
自分の動きがそのまま画面に再現されます

スクリーンショット 2016-08-18 20.13.23

◆内装の取り付けを人とロボットで協働作業
人が所定の位置に内装材をセットすると、あとはロボットがビス止めなど固定作業を行います

スクリーンショット 2016-08-18 20.15.58

いかがでしたか?
人とロボット、お互いの得意な点、優れている点を考慮して分業し、
生産効率化を図っています。
どこを誰に(何に)、どのようにさせるのが最も効率的なのか、
フラットな目線で考えることが重要です

出典:CAR FACTORY: Mercedes-Benz Industrie 4.0


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。2016年5月〜「ものづくりニュース by aperza」編集長兼任。 趣味は釣りとダーツ