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ムダなし楽々改善:まっすぐ置いてみよう

ムダなし楽々改善:まっすぐ置いてみよう

あなた一人で、手抜きでできる「ムダなし楽々改善」

まっすぐ置いてみよう

「整理」で要らないものがなくなり、「清掃」でピカピカになり、身の周りがスッキリしましたね。

次は「整頓」です。「整頓」はものの置き方です。

「整頓」の準備として「整列」を行うと、「整頓」がうまく行えます。「整列」とは、ものを直角平行に置くことです。

 

それでは、キレイになったあなたの周りを「整列」してみましょう。

「整列」のポイントは、ものを取りやすく、元に戻しやすいことです。見た目にもスッキリしているのが良いです。

つまり、「整列」は、ものを「直角平行」に置くということです。

 

机の引き出しの中は、出来る限り、前後にまっすぐ置いてみましょう。

ものとものの間は、少し間隔をとると取りやすくなります。

よく使うものを手前に、あまり使わないものを、奥の方に置くと、作業効率が良くなります。

 

作業台の上も同じです。使用する工具やペンなどを、使う位置の近くに直角平行に置きます。

ここで、好ましくない例をあげてみます。

作業台の上にレンチセットを置いているのを見かけますが、全てのレンチを使うことはないでしょう。

 

よく使うものは、1~2本だと思います。それらのレンチだけを置くと使いやすくなります。レンチセットから、レンチを取り出したり、元に戻す時間はムダです。

また、ペン立てにたくさんの筆記用具を入れているのも見かけます。よく使うペンは、2~3本しかないと思います。

使用するペンのみ作業台の上に置き、あまり使わないものは、引出しの中に入れてください。ペン立ては中にほこりがたまるし、いつのまにか不要なペンが増えるので、無い方が良いのです。

 

工場では、床に線が引かれているのを見たことがあると思います。

この線が機械や作業台を置く「基準線」になり、とても重要なものです。

この線がないと、機械や作業台を、どのように置けば良いかわかりません。絶対に、この線の上にものを置いてはいけません。

 

そして、線が傷むので踏んでもいけません。

キャスター付きの作業台や台車のように動かせるものは、必ずこの基準線に直角平行に置くようにしましょう。

何も、線の上に置いてはいけません!

 

直角平行にものを置く「整列」させることで、更に驚くほどキレイになりますので、チャレンジしてみてください。

参考書

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出典:『あなた一人で手抜きでできる 楽々改善』楽々改善舎


現場改善コーチ。楽々改善舎代表 ◎1958年大阪府生まれ。同志社大学工学部電子工学科卒業後、松下電器産業株式会社(現パナソニック)に入社。34年の勤務の後、2015年に定年退職。◎前半17年間は、生産技術として社内用生産設備の制御・計測機器の設計を担当。後半17年間は、社内の生産工場の生産革新・生産性向上プロジェクトの支援を担当。現場改善を推進する。同時に、IE(インダストリアルエンジニアリング)トレーナーとして現場メンバーにIE改善の訓練を行う。社内のIEトレーナー養成研修を担当し、IEトレーナーを育成。社内のIE認定部会の副主査を10年間担当。◎1995年、衛生工学衛生管理者試験合格。2011年、技術士(経営工学)ニ次試験合格。2015年、栃木県足利市の5Sインストラクター研修修了。◎2015年、楽々改善を提唱し、「楽々改善舎」を大阪にて発足。楽々改善のサポート、5S改善を推進できる人材の育成、Webによる現場改善の情報発信、電子出版をノマドワークで推進している。◎楽々改善 http://r2k.link/raku.html