ブリヂストン 中国タイヤメーカーとの意匠権訴訟で勝訴 – ゴムタイムス...

ブリヂストン 中国タイヤメーカーとの意匠権訴訟で勝訴 – ゴムタイムス 【知財ニュース拾い読み】

ブリヂストン 中国タイヤメーカーとの意匠権訴訟で勝訴

『ゴムタイムス』(2016/12/9)
http://www.gomutimes.co.jp/?p=100937

 

ブリヂストンは同社が保有するタイヤのトレッドパターンに係る意匠権を、中国の大手タイヤメーカーの三角社が侵害したとして侵害訴訟を提起していました。

記事では、中国の最高人民法院(最高裁判所)において、ブリジストンの勝訴が確定したことを伝えています。

 

トレッドパターンは、タイヤ性能に大きく影響します。そして、例えば滑りにくいトレッドパターンを発明(考案)した場合には、これを特許権(または実用新案権)で保護することができます。

一方、トレッドパターンはタイヤの見える部分(外観)に施されているため、ブリヂストンの例のように、意匠権によってデザインの観点から保護することもできます。

このように、タイヤのトレッドパターンのように外観に特徴をもつ商品を知的財産として保護する場合、技術・アイデアとしての特許権(実用新案権)か、デザインとしての意匠権かの選択肢があります。

 

何を保護したいのか(技術・アイデアなのかデザインなのか)、予算はどの程度とれるのか(一般的に意匠権の方が安価に取得可能)など、様々なことを考慮して決めなければなりません。

また、需要者が一目でどこの商品かを判別できるレベルの十分な識別性を獲得できている場合には、立体商標としても保護できる可能性があります。

出典:『ブリヂストン 中国タイヤメーカーとの意匠権訴訟で勝訴 – ゴムタイムス 【知財ニュース拾い読み】』開発NEXT


弁理士。コスモス特許事務所パートナー。1980年愛知県生まれ。愛知大学卒業、名古屋工業大学大学院修了。LECで弁理士受験の講師を務める。オモシロ特許研究会を主宰し、知的財産権の大切さを伝えるため全国で講演を行う。自身、商標権を活かしたアイデア商品を作るベンチャー企業、TimeFactory株式会社を設立、資格試験の受験生向けの商品などを手掛ける。著書に『社長、その商品名、危なすぎます!』(日本経済新聞出版社)、『理系のための特許法』(中央経済社)等がある。 特許・商標・ものづくりを応援するフリーペーパー『開発NEXT』を発行、「開発NEXT Web」( http://kaihatsu-next.com/ )を運営している。