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バンコクからヴィエンチャンへの貨物輸送方法は|ラオス縫製工場の日常

バンコクからヴィエンチャンへの貨物輸送方法は|ラオス縫製工場の日常

今週、タイ工場に手配してもらった生地やその他の資材が届きました。
 
ということで、タイ・バンコクからラオス・ヴィエンチャンまでの貨物の輸送手段を今日は紹介します。人の移動手段としては、飛行機があり、電車があり、バスがあり、インターネット上に多くの人がその手段を紹介してくれています。

しかし、大きな貨物をどのように移動するかについてはほとんどありません。知りたい人もほとんどいないと思いますが、紹介します。

 

タイ・バンコクから、ラオスからのヴィエンチャンまで、荷物を運ぶ手段は大きく、1.専用トラック、2.電車、3.混載トラックの3通りがあります。

郵便局のEMSやDHLなどもありますが、荷物の良が多くなると使えなかったり、何より料金がとても高くなります。

 

1.専用トラック

タイ工場で運送会社で専用のトラック(荷主はCBC Laoだけ)を手配してもらいます。

専用なので、曜日を気にすることなく、荷物を欲しい時に送ってもらうことができるのが最大のメリットです。

しかしトラック代が15,000B(4万8千円)前後に、タイからラオスへの輸出通関に2,000〜2,500B(6500円〜8,000円)がかかります。トータルで、日本円で5万5千円くらいでしょうか。

 

大きな工場であれば毎回専用トラックで荷物を運べるかもしれませんが、CBC Laoのように小さな縫製工場では、専用トラックをチャータするほどの量になることはなかなかありません。

どうしても早急に欲しい時は、専用トラックをチャーターすることもありますが、けっこう大きな出費となります。

ただ、運良く、荷物をタイから送って欲しいときに、他の荷主さんも見つかれば、トラック代が安くなったりします。

 

2.混載トラック

タイ工場で、運送会社に頼んで混載(いろいろな会社の荷物を積む)のトラックに載せてもらいます。

荷物がおおければタイ工場まで荷物を取りに来てくれます。メリットはなんといっても価格の安さです。

1kgあたり4〜5B(13〜16円)くらいに、タイからラオスへの輸出通関に2,000〜2,500B(6500円〜8,000円)ですみます。1000kgぐらいの荷物を、バンコクからヴィエンチャンまで運んでも、2万円から2万5千円くらいでしょうか。

 

しかし最大のデメリットは、土曜日にしか、定期便の混載のトラックがないことです。

といっても、小規模な縫製工場にとっては、もっとも使い勝手の良い手段で、もっともよく使う輸送手段です。

今週、入ってきたタイから生地なども、この混載トラックを利用しています。

3.電車

タイ工場の職員が、バンコク市内の鉄道の駅まで荷物を持っていき、そこから鉄道に荷物を載せ、ラオスとの国境の駅であるノンカイ駅まで荷物を運びます。

その後、運送会社がトラックに荷物を積み、タイからラオスへの輸出通関をします。ノンカイ駅からラオスの国境までは、1kmぐらいでしょうか。もの凄く近いです。

料金は、バンコク市内の駅からノンカイ駅まで料金は1kgあたりは量にもよりますが20〜30B(65〜100円)ぐらいで、これにノンカイ駅から国境までトラックと輸出通関に4000B(13000円)くらいかかります。

あまり使うことはありませんが、ごくまれに生地を数本だとか緊急に必要なときなどに使うことがあります。

 

1.〜3.のいずれの方法でラオス側に入ってきても、CBC Laoでは、輸入通関を自ら行い、トラックで荷物を受け取り、工場まで生地等を持ってきます。

縫製に必要な資材は、ラオスでは何も生産されていないので、すべてを外国から輸入する必要があります。その分、輸送費や通関費用がかかってしまいます。

ですのでCBC Laoは、そのコスト上昇分にも、帳消しにできるくらい品質の良い衣類や布団カバーなのでベッティンググッズを縫製できるよう日々努めています!

出典:海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場


ものづくりニュース編集部です。日本の製造業、ものづくりの活性化を目指し、日々がんばっています。