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トヨタ、吉野家が導入したロボットってどんなロボット?

トヨタ、吉野家が導入したロボットってどんなロボット?

産業用ロボットベンチャーのライフロボティクス(東京都江東区、尹祐根代表取締役)は、同社の協働ロボット「CORO(コロ)」が、トヨタ自動車や吉野家、オムロン、ロイヤルホストの食材を製造するロイヤル等で導入されたことを発表しました。

トヨタと吉野家。
自動車と牛丼というかけ離れた2社が導入するというロボットとは、いったいどんなロボットなのでしょう?

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プレスリリースによると、

コロは、狭小空間で人との協働作業を安全に行うことを目的として開発されたピッキング用の協働ロボット。

肘回転関節をなくし、独自特許技術「トランスパンダー」テクノロジーによる伸縮する機構が最大の特徴で、これにより人と同程度の専有面積で動作できるとのこと。肘回転関節がないアームのシンプル動作は人の危険予測を安易にし、人と協働する安全性を実現。さらにソフトウエアと本質安全を高めるハードウエアによる動作範囲の制限も可能となっている。

そうです。

 

つまり簡単に言うと、

よくあるアーム型のロボットは肘があるので動き方が複雑ですが、
コロは肘がない代わりに腕が伸びるようになっていて、
シンプルな動き方なので周りの人も安心ということ

のようです。

トヨタのどの工程のどんな作業、吉野家のどこで使われるのかは分かりません。でも、自動車、外食産業、電子機器組み立て、食品工場という幅広い業界から興味を持たれて、実際に導入されたというのは興味深いですね。このほか化粧品や物流市場などでも検討が進んでいるようです。

※ちなみに、同社は1007年設立の、産業用ロボットのベンチャー企業。産総研の主任研究員だった尹社長が設立し、マスコミにも多数取り上げられている注目企業です。

出典:ライフロボティクス、コ・ロボット「CORO®」が トヨタ自動車、オムロン、吉野家、ロイヤルなどで導入決定のお知らせ


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。2016年5月〜「ものづくりニュース by aperza」編集長兼任。 趣味は釣りとダーツ