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オムロン、1秒間に4回も人体検出できる画像センシングコンポを発売

オムロン、1秒間に4回も人体検出できる画像センシングコンポを発売

オムロン株式会社は、人の状態を認識する「組込型画像センシングコンポ Human Vision Components」(以下、「HVC」)の認識速度を最大10倍に向上させた「HVC-P2 B5T-007001シリーズ」を発表した。

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「HVC」は、人の表情、性別、年齢、視線、目つむりなどの状態を認識する独自の画像センシング技術「OKAO(R)Vision」とカメラモジュールを一体化した画像センシングコンポ。

「HVC-P2」は、従来機に比べ認識速度を最大10倍に向上。1秒間に4回人体検出ができ、検出範囲内に入った人を見失うことなくトレースする。

また利用シーンに合わせて検出距離や範囲を選択できるよう、「長距離検出タイプ」と「広角検出タイプ」の2種類のカメラヘッドを用意。

機器の利用者にカメラを意識させることなく、属性や状態を検出・推定し、利用者の属性に合わせたサービスの提供を可能にするとしている。

活用シーン

各種設備・機器に組み込むことで、生産現場における人の安全確保やエレベーター内での混雑状況の把握、介護施設での見守り対象者の検知など、人と機械が接するさまざまなシーンでの活用を想定しているという。

活用例

■デジタルサイネージなどでの掲載広告に対する注目度を数値化
長距離検出タイプは、最大3mの距離から、性別や年齢といった属性に加え視線や表情などの推定が可能なため、駅などに設置されたデジタルサイネージの前を通る人が、どれだけ広告に注目したかを確実に測定。

■自動販売機などでの最適な商品供給や新商品開発に貢献
広角検出タイプは、50cmの距離で100cm×75cmのエリアをカバーできるため、利用者が自然に機器を操作するなかで、属性を捉えられ、データを用いた最適な商品供給や新商品の開発、マーケティング活動を可能に。

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主な特長

10種類のセンシング機能

10種類の画像センシング機能により、さまざまな観点で人の状態を認識可能。
①顔検出 ②人体検出 ③手検出④顔向き推定⑤視線推定⑥目つむり推定⑦年齢推定⑧性別推定⑨表情推定(5つの表情:真顔、喜び、驚き、怒り、悲しみ)⑩顔認証

薄型ディスプレイの縁にも取付可能

出力は検出個数や角度、年齢などの数値データや表情や性別などの文字データとして表示。
カメラ部とメイン基板部を分離し、フレキシブルフラットケーブル(FPC)で接続する構造のため、一体型では困難であった薄型ディスプレイの縁にも取り付けが可能です。

出力画像の解像度は2種

出力画像は、出力なし/160×120ピクセル/320×240ピクセルから選択可能。

仕様

長距離検出タイプ(B5T-007001-010)

検出解像度:1600×1200ピクセル
水平検出範囲(画角):54°
垂直検出範囲(画角):41°
サイズ:カメラ基板:25×25mm、メイン基板:45×45mm

広角検出タイプ(B5T-007001-020)

検出解像度:1600×1200ピクセル
水平検出範囲(画角):94°
垂直検出範囲(画角):76°
サイズ:カメラ基板:25×25mm、メイン基板:45×45mm

 

出典:「人の状態を認識する速度が10倍UP 画像センシングコンポをグローバル一斉発売 -IoTでモノが人に寄り添う社会の実現へ-」オムロン株式会社


株式会社アペルザで「ものニュー」の記事制作をはじめ、コンテンツ制作を担当しています。これまでひたすら文系人生だったこともあり、ものづくり関しては何がわからないのかもわからないレベルです。ものニューを通じて私も知見を広げていきます。得意なことはけん玉で、特にうぐいすと灯台系は自信があります。