インダストリー4.0最新事例 人とロボットの協働 AUTOMATICA...

インダストリー4.0最新事例 人とロボットの協働 AUTOMATICA 2016 in ミュンヘン

ドイツのミュンヘンで行われた AUTOMATICA 2016 ではインダストリー4.0の事例が数多く示されました。今回はその一部をご紹介。ドイツのNASAやJAXAともいうべきドイツ航空宇宙センターのロボット開発センターによる、人とロボットの協働作業の事例です。

●人がその日の作業を入力。ロボットのティーチングも行います
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●青色ロボットが樹脂板を取り上げて治具にセット
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●オレンジ色ロボットが樹脂板にドリルで穴あけ
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●青色ロボットが樹脂板を所定の位置に収めて完了
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■場面は変わって。。。(2:20〜)
青色ロボットが部品を取り上げて作業者の目の前に持っていきます

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■青色ロボットは部品を把持して固定。作業者の取り付け作業を手伝います
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■部品同士の取り付けが終わり、作業員が部品を取って本体に取り付けます

★またも場面は変わり
メガネ型のウェアラブル端末をおもむろに装着する作業員

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★部品ストッカーを見ると、ARで部品の名前と形状が浮かび上がります
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★クランプD20が欲しいので、そちらに焦点を合わせると?マークが
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★大きなうなづきがOKのサイン
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★するとクランプD20にチェックが入り、装置にも情報が送信されます
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★その合図を受け、ロボットがクランプD20のストッカーを掴んで持ってきてくれます
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★クランプD20を受け取ります
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★受け取った後、ストッカーを押すと青色ロボットは箱を元に戻します
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★青色ロボットが棚にストッカーを戻している間に作業員は取り付け作業を進めていきます
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ロボットってどういう風に使うの?どんな場面で使うの?なんて話をよく聞きますが、自分に一人アシスタントがついたことをイメージすると分かりやすいのではないでしょうか。これを見ると、本当に無限の可能性を感じますね。

出典:Human-centered Robotics at the Automatica 2016 in Munich


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。趣味は釣りとダーツ。