ものづくりニュース by aperza

すぐやること

すぐやること

「改善とはどういうことでしょうか?」というストレートな質問を受けたら何と答えようかな…、と考えたことがあります。

改善のコンサルタントをしていますから、聞かれなくてもいろいろな形で改善を説明しています。前回は受験との違いという言い方で説明しました。

 

しかし、答は一つだけ、と限定されてしまったらと考えて出した答えは、

「すぐやること」

にしました。単純ですがこれが大切だと思います。

 

私がやる改善は銀行から大きなお金を借りて一か八かでやることではなく、みんなが力を合わせて自分たちでやる改善です。ですからもし間違ったら元に戻せばいいという軽いノリです。もし間違ったら元に戻すけれど、その経験も他では得難い大切な経験になります。もちろんうまくいったらまたその次を狙います。

失敗したらどうしようとか、これっぽっちのことやったって意味がないとか言わないですぐやること。これをみんなでずっとやり続けることで結果として大きな改革につながるのです。

kaizen5

◎現場改善No.1コンサルタント。大手自動車メーカーにて、一貫して生産効率改善(IE)を担当し、その改善手腕を見込まれて、社命にてスタンフォード大学大学院に留学。帰国後、若くしてIE責任者として、全国の主力工場を指導、抜群の成績をあげる。 ◎現在、 柿内幸夫技術士事務所の所長 として、自動車、家電、食品、IT関連メーカーなどを指導。「現場で、全社員が一緒に改善する実勢指導」という独自のノウハウで、社長・工場長はもとより、現場の人たちから絶大な信頼をよせられる。中小企業のドロ臭さと、最新鋭の工場ラインの双方を熟知した手腕に、国内だけでなく欧米、中国、アジアの工場の指導に東奔西走する毎日である。 ◎1951年東京生まれ。東京工業大学工学部経営工学科卒業、スタンフォード大学修士課程修了、慶応大学にて工学博士号取得。 ◎著書「最強のモノづくり」(御沓佳美 共著)「“KZ法”工場改善」「儲かるメーカー 改善の急所〈101項〉」、「5Sでつくる高収益工場ビデオ」「図解でわかる生産の実務 現場改善」「現場改善入門」「現場の問題解決マニュアル」他多数。平成16年日本経営工学会経営システム賞受賞。工学博士、技術士(経営工学)。