【Dの問題】基本ステップは4つのC
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2.5 基本ステップは4つのC
【問題4】製品や部品の種類が多くて管理しきれない。
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種類の多い部品を標準に合わせることで互換性を高め、大量生産を可能にして生産性を高めるというのが、標準化の元々の考え方でした。
この考え方は今でも変わりません。
製品や部品の種類が多いというのは、消費者ニーズが多様化した現在では当たり前のことです。
そこで標準化を上手に進めることで、管理をしやすくすることができます。
標準化にはいろいろなテクニックがありますが、基本的には、4つのC
列挙(Collect)・層別(Classify)・比較(Compare)・選択(Choose)という4つのステップを踏んでいくことになります。
![スクリーンショット 2017-08-03 14.37.10](https://news.aperza.jp/wp-content/uploads/2017/08/03144437/18ecfdced4f4c41b35fce534da4ccfaa.png)
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![スクリーンショット 2017-08-03 14.37.32](https://news.aperza.jp/wp-content/uploads/2017/08/03144510/d927132e7a666e0493a63cf7df757caa.png)
一方、製品設計の段階で標準の重要性が認識され、設計基準の整備が徹底されていれば、上のような面倒な標準化活動をせずに済みます。
少なくとも、製品や部品のタイプ化・ユニット化を進めて、それらを編集するだけで多様なニーズに応えられるような設計を心掛けるべきです。
![スクリーンショット 2017-08-03 14.37.44](https://news.aperza.jp/wp-content/uploads/2017/08/03144543/9dcb3e61f115b3e114f17495e0f298ab.png)