【Dの問題】効果的な生販調整のヒント

【Dの問題】効果的な生販調整のヒント

※当コンテンツは『面白狩り』の提供でお届けしています。

 

5.4 効果的な生販調整のヒント

【問題12】飛込み注文や注文変更があると、計画がめちゃくちゃになって納期回答どころか、生産がマヒしてしまう。

私たちがスーパーで買い物をする場合でも、最後のレジを通る寸前まで、買い物かごの中身が変わる可能性がありますね。

遅い確定や注文変更はあくまでお客様の都合ですから、供給側ではコントロールできません。

そのときの変化によっては、生産できなくなる状況も起こりえます。大事なことは、その状況をいち早く把握して対策を講じることです。

以下は、こうしたトラブルを回避するための生販調整のヒントです。

 

1.優先順計画

計画の修正をしても納期遅れになってしまう場合、迷惑をかけることを承知でお客様には了解をお願いしなければなりません。

ところが、お客様業界の景気状況を見わたしてみて、その他の注文の納期にゆとりができる場合があります。

そこで、コントロールセンターは、お客様業界の繁忙期、通常期などの変化に合わせた製品供給ルールを作り、これに従って注文の優先順位を決めて「メリハリのある」対応を行うようにします。

 

2.変化点の把握とフィードフォワード

下は、営業情報の変化に対応してコントロールセンターが出荷大日程を調整する考え方の例です。

情報の変化と手番を常にチェックし、先手先手でムリのない計画に変更していきます。

 

3.個別の生販調整

例えば、生産現場では段取りを削減するために注文をまとめて作りたがります。

この「まとめてやる」発想は実は大きなロスを生む元になります。

次の例は、営業情報の変化もとりまとめて処理しようとして、かえって大きなロスを発生させてしまいました。

これをコントロールセンターで個別に調整することでロスを回避した例です。

出典:『Dの問題』面白狩り(おもしろがり)


ものづくりニュース編集部です。日本の製造業、ものづくりの活性化を目指し、日々がんばっています。