【Dの問題】なぜ在庫が必要なのか?

【Dの問題】なぜ在庫が必要なのか?

※当コンテンツは『面白狩り』の提供でお届けしています。

 

3.3 なぜ在庫が必要なのか?

営業情報が100%信頼できるのなら、在庫をためておいても問題は起こらないでしょう。

しかし、実際の市場は時々刻々と変化していきます。営業情報が常に変化を反映しているとは限りません。と言うより、ほとんど不可能と言った方が正しいでしょう。

その中で在庫をためておくなんて、こんなに危険なことはありません。

その通り。

お客様から注文が来るまでじっと待っているのが正解なのです。

 

【問題7】「在庫は悪」と言われるが、どうしても在庫ゼロにはできない。

そう……ムリなんです。

もし、お客様の注文をいただいてからものづくりを始めても、ちゃんと納期通りに納められるなら在庫なんて要りません。

しかし、こんなことをしたら、確実に納期遅れ、欠品になってしまいます。ものづくりには確実に時間がかかるのです。

今、営業が受注してから納期までの期間、つまり、お客様が注文して受け取るまでの期間を顧客要求リードタイムと呼ぶことにします。

一方、工場でものづくりをする期間、つまり、生産開始してから出荷するまでの期間を最終工程リードタイムと呼ぶことにします。

この最終工程リードタイムが顧客要求リードタイムより長い場合、納入指示後に生産を開始しているのでは納期に間に合いませんから、どうしても在庫が必要になります。

この最終工程リードタイムが顧客要求リードタイムより長い場合、納入指示後に生産を開始しているのでは納期に間に合いませんから、どうしても在庫が必要になります。

さらに、部品・材料のリードタイムも短縮できれば伝票を受け取ってから部品を手配しても間に合いますから、製品だけでなく部品の在庫も必要がなくなります。

出典:『Dの問題』面白狩り(おもしろがり)


ものづくりニュース編集部です。日本の製造業、ものづくりの活性化を目指し、日々がんばっています。