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【中国展示会レポート】すべてがとにかくデカい!ブースも音もケタ違い

【中国展示会レポート】すべてがとにかくデカい!ブースも音もケタ違い

11月1日から5日に中国・上海で行われた中国国際工業博覧会を見学してきました。そこで見て聞いて感じたことをレポートしていきます。
会場混雑
中国国際工業博覧会は、今年で18回目を迎えた設備製造業の国際見本市です。以下の7つの展示会が合同で行われ、中国の国内外から2200社が出展し、12万人が来場するという巨大な展示会です。年々規模が拡大していて、中国市場を狙う日本メーカーにとって重要な展示会として位置付けられています。

・CNC工作機械&金属加工展
・工業オートメーション展
・環境保全技術及び設備展
・情報通信技術応用展
・エネルギー・電力電工展
・省エネルギー・新エネルギー自動車産業展
・ロボット展
・科学技術革新展

今回は、とにかく日本とは桁違いに大きなスケールについてご紹介します。

1.会場がデカい

会場は上海市内西部の国家会展中心でした。この会場は、屋内40万m2、屋外10万m2の合計50万m2の超巨大展示会場で、東京ビッグサイト(8万m2)の約5倍!今回は、このうち23万m2が使われました。
外観
会場図
とにかく広くて大きいので、会場の移動だけで疲れます。でも、食事やカフェ施設は整っているので、疲れたら休憩もできます。ただ昼時は大混雑するので注意しましょう(下の写真はKFC〔ケンタッキーフライドチキン〕)です
展示会場ケンタッキー

ブースもデカイ。さらに拡大中

主に回ったのはロボット展ですが、各社のブースがとにかく大きい!
日系企業が集まった7ホールではファナックが1200m2、パナソニックが800m2、川崎重工が600m2、安川電機が400m2の巨大ブースを構え、ヨーロッパと中国ローカルメーカーが集まった8ホールでは、ABBが1200m2、不二越が600m2、KUKAが500m2のブースを構え、中国ローカルも同規模のブースで大規模なPRを行っていました。
ある日系メーカーの担当者によると「去年、展示ホールは1つだったのが、今年は2つに分かれて2倍になった。各社のブースも巨大化していて、次回はどうなるか分からない」と話していました。

ABBブース
安川電機
川崎重工

音がデカい メインステージはお祭り騒ぎ

驚いたのが、各ブースのメインステージでの音の大きさ。メインステージの大きさに比例してディスプレイもスピーカーも大きいのを使っているので、いったんステージが始まると、振動を感じられるくらいの重低音と隣の人と話せないくらいの大音量が鳴り響き、踊ったり、イベントを始めたりとお祭り騒ぎ。日本から取材に来たある企業の広報チームも、日本とは比べものにならないほどの大音量に驚き、笑っていました。
KUKA
不二越

今回の訪問で感じたのは中国のスケールの大きさ。何もかも日本とは大きさが全然違っていて、しかも人が多いので、とにかく圧倒されました。これが中国の勢いなんだと実感しました。

参考:中国国際工業博覧会(日本語)
参考:中国国際工業博覧会(中国語)


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイトで編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。2016年5月〜「ものづくりニュース by aperza」編集長兼任。 趣味は釣りとダーツ