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『世界は宗教で動いてる』でグローバルビジネスの基礎を学ぶ

『世界は宗教で動いてる』でグローバルビジネスの基礎を学ぶ

初詣に行ったから宗教に目覚めたわけではない。

昨年は姪がチャペルでキリスト教式の結婚式をし、続いて娘が神式で三々九度の結婚式を挙げたから興味を持ったわけではない。

我が家は浄土真宗だが、夫は次男だから(というわけでもないが)仏壇はない。

 

娘たちは高校までカソリックのミッションスクールに通った。

その後長女は、日本文化を学ぶために國學院大学で神職の資格までとってしまった。

全く宗教色のない生活をしていながら、どこかで宗教とつながっている。

 

グローバル人材育成には海外の現地の文化を知ることが重要であり、そのためには宗教について知っておくことは不可欠だと思っている。

しかし、宗教オタクでない限り系統だって学ぶことはしないのではないか。

私自身も、問題意識は持っていたものの、いまひとつ踏み切れずにいた。

 

そんな時に書店で見つけたのが本書である。

『世界は宗教で動いてる』(橋爪大三郎、光文社新書)

丸の内シティキャンパスでの「宗教で読み解く世界」というビジネスマン向けの講義に基づいているのでとても分かりやすい。

 

しかも、受講生と講師の対話形式になっているので納得しながら読み進められる。

入門書としてはとても良い本だと思った。

 

私は宗教については素人なので、全てが新たな知識であり、どれも、現実問題と照らし合わせてなるほど、と思える。

逆に、何かの宗教を信じていたら、これほど素直に読み進めなかったかもしれない。

 

俯瞰してみれば興味深い宗教。

中に踏み込む気にはまだなれない。

グローバル人材としては俯瞰することが重要かと思う。

 

※2014年10月に書かれた記事です。


1948年東京生まれ 石田厚子技術士事務所代表 東京電機大学情報環境学部特別専任教授 技術士(情報工学部門) 工学博士 ◎東京大学理学部数学科卒業後、日立製作所入社。コンパイラ作成のための治工具の開発からキャリアを始める。 5年後に日立を退職し、その後14年間に5回の転職を繰り返しながら、SEなどの経験を通じてITのスキルを身に着ける。その間、33歳で技術士(情報工学部門)取得  ◎1991年、ソフトウエア開発の生産性向上技術の必要性を訴えて日立製作所に経験者採用。生産技術の開発者、コンサルタントとして国内外にサービスを提供  ◎1999年 企画部門に異動し、ビジネス企画、経営品質、人材育成を担当。57歳で「高い顧客満足を得る商品開発への影響要因とその制御」論文で工学博士取得  ◎2007〜13年、日立コンサルティングでコンサルタント育成に従事。「技術者の市場価値を高める」ことを目的とした研修を社外に実施  ◎2013年 65歳で日立コンサルティングを定年退職し、石田厚子技術士事務所を開業。技術者の市場価値を高めるためのコンサルティングと研修を実施  ◎2014年 東京電機大学情報環境学部の特別専任教授に就任