『気象』の記事一覧 : 26件

 気象庁が2016年5月発表した調査結果で、日本付近の大気中のCO2濃度は引き続き上昇傾向にあることが分かった。国内の地上観測地点、日本南東の上空大気、日本の南方海上における冬季の海面のいずれにおいても、2015年のCO...

 日本気象協会は2016年6月2日に東京都内で会見を開き、日射量予測サービスなどを手掛けるエネルギー事業の概要と今後の戦略について説明した。日本では太陽光発電などの再生可能エネルギー電源の導入拡大が進んでいる。一方で課題...

 東京ガスは2016年5月、豊洲埠頭地区で建設を進めていた「東京ガス豊洲スマートエネルギーセンター」が完成したと発表した(図1)。同地区におけるスマートエネルギーネットワークの拠点として機能し、今後豊洲市場を含む同区域内...

 富士通研究所は2016年5月10日、運航データを活用して船舶の燃料消費や速度などの船舶性能を5%以下の誤差で推定する技術を発表した。  実際の海域では、船舶の状態と風、波、海流などが複雑に絡み合うが、船舶模型を用いた水...

 スズキは2016年5月18日、国土交通省で会見を開き、燃費試験に必要な走行抵抗値の測定について、同省が定める惰行法ではない方法による測定値を申告していたことを発表した。部品単位の抵抗を測定して合算した数値を車両全体の転...

 国連社は2016年5月12日、東京都内で会見を開き、サイバネットシステムやエルバホールディングスとともにAR(拡張現実)技術を活用したスマートフォン向けアプリを開発し、2016年冬からサービスの提供を開始すると発表した...

 「東日本大震災で被災した5年前からBCP(事業継続計画)を全面的に見直し、かなりその成果が出た」。  2016年5月11日、ルネサス エレクトロニクス社長兼CEOを務める鶴丸哲哉氏は、2015年度決算説明会の席上、こう...

 島国の日本には周辺の海にも再生可能エネルギーが豊富にある。未来の再生可能エネルギーに向けて、政府は全国7カ所を実証フィールドに選定した。そのうちの1つが佐賀県の北部にある加部島(かべしま)の沖合だ(図1)。この海域では...

 離島の多くは本土と送電線がつながっていないために、電力の需要と供給のバランスを島内で調整する必要がある。電力の供給源は火力発電と再生可能エネルギーの2種類を組み合わせるが、太陽光発電設備が増えてきたことで晴天の日には供...

 東北電力が開発した太陽光発電の出力予測システムは、気象庁の日射量データを利用する。予報データと日照時間・日射量の実績データを組み合わせて、各地の日射量を予測することから始める。そのうえで東北電力が蓄積した太陽光発電設備...

 再生可能エネルギーの導入拡大に向けては、気象条件による出力変動の調整が最大の課題となっている。これまで東北電力では、再生可能エネルギーの導入拡大に向け、国の実証事業として、南相馬変電所と西仙台変電所に設置した蓄電池技術...

 東北電力が「南相馬変電所」(福島県南相馬市)に導入した蓄電池システムは、設置面積8500平方メートル、出力4万kW(キロワット)、容量4万kWh(キロワット時)の大規模なシステムだ。2016年2月28日から営業運転を開...