pH(水素イオン指数)
皆さんpHをなんと読んでいるでしょうか?
私は小学校のころに「ペーハー」と教わり、ずっとそのように読んできました。
しかし最近、びっくりする記事を見つけてしましました。
第二次世界大戦の前後の日本では科学の情報の多くがドイツから入ったため、
pHは「ペーハー」とドイツ語由来で読まれていました。
歴史的背景から、今でも年配者の方に多い読み方です。
一方現在の日本では計量単位規則により「ピーエッチ」と読むことが義務付けられています。
学校でも「ピーエッチ」と指導しなければならないのですが、
昔の名残りから、先生の中でも「ペーハー」と読んで指導してしまう方もいるようです。
まさかの「ペーハー」ではなく「ピーエッチ」、私の同年代の人に調査しましたが、皆声をそろえて「ペーハー」で教わったといいます。
伝わらない人もたまにいるから、「ペーハー」ではなく「ピーエッチ」と呼ぶようにしているという話を同期に聞きました。
私はそこまで考えていなかったのですが。さて、いつから読み方が変わったのか……ジェネレーションギャップです……笑
pHとは?
さて本題です、pHとは?
pHは「ピーエッチ」または「ペーハー」と読み、日本語では「水素イオン指数」と訳します。
pHは、その液体が酸性なのか、アルカリ性なのかを表す尺度です。
数値は普通1から14までの値となり、7が真ん中で「中性」といいます。
pHが7より小さいと「酸性」、7より大きいと「アルカリ性」となります。
私が好きで、たまに丸かじりするレモンは考えていたよりも酸よりでした。
ちなみに人間は酸よりではなく、中性よりアルカリよりのようですね。
テクダイヤでの取り組み
さて、テクダイヤでの取り組みです。
テクダイヤでは、色々な薬品を使用しています。
酸系の、硫酸、塩酸などからアルカリ系の薬品まで。
これらの薬品の処分にはとても気を使っています。
きちんと管理し、廃棄物として業者の方に処分して頂きます。
そのまま水道に流し足りしたら大変です。
そんなことをしたら、私は上司から大目玉をくらいます……ですが、ご安心下さい。
弊社では中和槽を完備しているため、流し台に流した水等はすべて中和槽に一度入り、pHを整えられてから、下水に流されます。
また中和槽までの排水管に金属部分はなく、配管、接続部分は、薬品にやられ腐食しないように、酸・アルカリに耐えられるようできています。
もちろんだからといって、流し台に薬品をそのまま流したりはしませんが笑
万が一に備える構造になっています。
皆さんも、危険な薬品を使う時は、使用後の処分も十分気を付けてください。