ISOのために記録を偽造??

ISOのために記録を偽造??

ある日系工場ではそこそこ工場管理は出来ていましたが、不十分な点もあり顧客に不安を与えていました。

工場管理のあるべき姿を描き現状とのギャップを認識して、そのギャップを埋める作業を支援しました。

現状を把握するために工程ごとに管理内容とその適切性の確認を進めていきました。

ある工程で現場の班長にヒアリングを行っていったときに標題の事実が出てきました。

その工程では作業者が1人1台機械を使って材料を加工していました。

機械に不具合があれば、作業が止まり生産性に影響を及ぼすことになります。

それを予防するために日常点検や定期点検を行うので、それらの実施と実施内容を理解しているかチェックしました。

日常点検については、実施され、その内容の理解も問題はありませんでした。

ところが定期点検項目では実施の記録はありましたが、実施する内容を聞いても班長が答えられてないでいました。

すると同席していた科長から

「実は、この定期点検項目表は実施の記録は書いているが、実際にはやっていない。ISOのために付けている。」

との話があったのです。

定期点検自体をやっていないのですから、その内容を答えられるはずがありません。

答えに窮している班長を見て、科長が事実を白状したという次第です。

 

toimprove/” target=”_blank”>出典:中国工場での品質管理・品質改善


KPIマネジメント代表・チーフコンサルタント◎電機系メーカーにて技術部門、資材部門を経て香港・中国に駐在。現地においては、購入部材の品質管理責任者として購入部材仕入先品質指導及び品質改善指導。延べ100社に及ぶ仕入先工場の品質改善指導に奔走 ◎東京都/千葉県商工会連合会専門エキスパート(品質管理、製造業指導) GCS認定コーチ◎日本生産性本部経営アカデミー講師 名古屋外国語大学非常勤講師 セミナー/企業研修講師多数◎中国工場コンサルティング実績 日系中国工場品質改善及び管理体制の見直し(広東省)、中国企業品質管理体制の構築(福建省1社)、中国企業労務人事管理監査対応指導(パートナーコンサルタントと共同で実施:広東省1社)、米国D社の労務人事監査指摘事項への対応を指導、中国工場品質管理体制の構築(広東、大連など2社)、中国工場運営管理支援(広東1社)、外観検査の精度向上指導(広東1社)、中国生産委託先工場監査代行(広東1社) 国内工場管理の見直し及び製品コストダウン、外灯製造会社の5S指導、金属加工会社の品質管理・改善、生産性向上指導(1社)、金属加工会社の組織再構築、経営改革指導(1社)、板金塗装会社の5S指導(1社)、環境関連企業の新工場立ち上げ支援(1社)◎製造業向け社員研修実績 中国人管理者教育(広東、大連、厦門など3社)、コーチング研修(2社)、来日した中国企業スタッフ研修、中国赴任前研修(パソナ様)、若手社員向け中国工場の問題点と対処法(和歌山県工業技術センター様)、中国工場品質管理講座&異文化コミュニケーション(富士通テレコムネットワークス様)、仕入先様品質管理勉強会 テーマ:中国工場での品質管理の進め方(株式会社オートバックスセブン様)、中国への生産委託に伴う工程/品質管理のポイント(N社様、I社様) ◎著書 こうすれば失敗しない!中国工場の品質改善<虎の巻>(日刊工業新聞社)、雑誌「標準化と品質管理」2012年8月号特集記事執筆(日本規格協会)、外観検査の不良見逃し・ばらつき低減(技術情報協会・共同執筆)、通信教育講座「外観目視検査の進め方と留意点」担当講師(テキスト執筆、添削指導) ◎KPIマネジメント http://www.prestoimprove.com/index.html ブログ「中国工場での品質管理・品質改善」https://ameblo.jp/prestoimprove/