時代を超えて長く存在する企業は、消えゆく企業と何が違うのか?「企業」について考えてみる

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

ジム・コリンズ

オススメの理由

企業はどうあるべきなのかについての至言が多く含まれている

「企業は何のために存在するのか?どうあるべきなのか?」

「時代を超えて長く存在する企業は、消えゆく企業と何が違うのか?」

こういったシンプルな疑問に対して、卓越した企業と一般的に優良な企業を比較、分析して、ビジョナリーカンパニーの姿を描いています。

「時を告げるのではなく、時計をつくる」など、企業はどうあるべきなのかについての至言が多く含まれており、一読の価値ありです。

なお、日本企業としては、製造業のソニーが唯一ビジョナリーカンパニーとして取り上げられています。

また、ビジョナリーカンパニーシリーズは複数出ており、「ビジョナリーカンパニー2」は偉大な組織はどうやって作られるのか? というテーマを取り扱っていますので、いずれ起業したいと考える方はこちらもオススメです。

製造業の若手・新入社員に向けたメッセージ

「企業は何のために存在するのか?」奥が深いテーマに取り組んでみては

社会人になって働き始めると、多くの方が「企業」の一員となると思います。

それまでは消費者として「企業」を見てくることが多かったと思いますが、社会人になると自分が働く会社、取引先、競合などいろいろな視点で「企業」を見る機会が増えてきます。

そもそも「企業は何のために存在するのか?どうあるべきなのか?」というシンプルですが奥が深いテーマに、本著を通じて取り組んでみてはいかがでしょうか。


私がオススメします

岸本

株式会社アペルザ ものづくりニュース編集部

2007年に業務・IT系コンサルティング会社へ入社。
主に大手製造業向け業務改革プロジェクトに参画し、業務要件定義からIT導入支援を担当。

アペルザ(旧:FAナビ)に入社後は、主に大手製造業向けの売上向上のために販売戦略立案~実行まで、トータルソリューションを提供。