“人生時計”で人生における、現在の自分の立ち位置を認識する

つらいから青春だ

キム・ナンド

オススメの理由

自分の現在の立ち位置と、人に何かを伝える時はデータ・数値化が大切であることがわかる

わたしのiphoneの壁紙は動かない時計であり、その時刻は15時18分を指しています。人生における現在の位置を一日(24時間)に例えて表した場合のわたしの現在時刻です。

会社生活での15時18分というと、午後の一テーマを終えて一段落し、終業に向けてもうひと頑張りというところでしょうか。

 

この本は、このような「人生時計」の一節で始まります。

この本を読んでから、わたしは常に自分の現在の立ち位置を考えて行動するようになりました。

さらに、何かを人に伝えるにはデータや数値化して表現することが必要ですがその大切さを再認識しました。

 

この本の内容は、韓国の大学教授が学生へ向けたメッセージ的なものです。もし学生時代に読んでいなければ今から読むことをオススメします。

「人生に、遅すぎることはなにもない」というような話もでてきます。

昭和の青春ドラマ的に少し押し付けがましいところや、韓国と日本の違いもありますが、一つ、二つ、自分の心に残ることや役立つことがあると思います。

製造業の若手・新入社員に向けたメッセージ

今抱いている夢や希望を忘れずに

今までゴールだと思っていた大学・高校の卒業や就職は、実はようやくスタートラインにたったところです。

一日に例えると7時前。朝食や身支度を終えて家を出るところ。

お金を払って通っていた学生時代とは違い、会社生活では、お金をもらうことの厳しさを味わうことがあると思いますが、今抱いている夢や希望を忘れずに進んでください。


私がオススメします

越川 豊一

沖電気工業株式会社 生産部門 課長