京セラ・KDDIの創業者の人生哲学から、公明正大、中立であることの大切さを学ぶ

生き方―人間として一番大切なこと

稲盛 和夫

オススメの理由

迷ったときに助けてくれる

自分が大学卒業後、人生に迷っているときに出会った本。

ちょうど大学卒業してすぐ西麻布の服屋とCAFEと芸能事務所が混ざったような所でバイトしていたころだったと思います。自分が将来何をするか迷っていたころです。

この本の中に「運命は自分の心次第という心理に気づく」とありますが、そこを読んだ時に、目から鱗でした。

そして、その後しばらくしてそのお店を辞めました。その後も色んな迷いが20代にありましたが、迷った時はこの本を読み返しました。また、何か行動する時には「動機善なりや、私心なかりしか」という言葉が常によぎります。

 

今、StartupWeekendというイベントの一地方の主催者を仕事の合間を縫ってやっていますが、色んな問題が組織なのでたまに起こります。

その時に、公明正大であること、中立であることが自分にとっての指針になっています。

そのことを自分に与えてくれた原点は稲森和夫著『生き方』でした。

製造業の若手・新入社員に向けたメッセージ

生き抜くことが何より大事

人生色々あります。今思えば大学卒業したてのフレッシュマンはまだ、人生の始まりに入ったくらいと感じます。少しそこから走った30代前半の私ですが、振り返ってみると、「生き抜く」ことが何よりも大事と感じています。

「生き抜く」というのは咀嚼すると、つらい事、精神的に崖っぷちにいたときでも、「行動」を止めず、前進することです。もちろん夢や希望は大事です。

でも、人生の中でそれらを持って肯定的に生きることとは別に自分でも扱えない大きな事柄が時々現れます。

その時、思考を停止せず、考え、行動すること。そうすれば、新しい世界が見えてくるでしょう。

ぜひ「生き方」一読してみてください。困難な事柄にぶつかった時にきっと助けてくれると思います。


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株式会社タイセー

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