デスクワークのムダ・ムラ・ムリを減らすために、トヨタ式の仕事術を身につける

トヨタの社員は机で仕事をしない

若松 義人

オススメする理由

トヨタ式の仕事術は事務仕事でも活かせるということが分かる

現場改善と言っても、それは製造現場だけではありません。

図面を描く設計部門や総務経理人事といった企業の間接部門などデスクワークが主の部門でも改善は大切です。もちろん営業には事務仕事が付き物であり、デスクワークをいかに効率良く処理するかは成績を上げるためにも大切です。

この本は、特に間接部門などデスクワークが多い人の業務を、トヨタ式の改善を通じて効率化しようと説いてくれています。トヨタ式の仕事術は、事務仕事でも活かせるということが分かります。

カイゼンに取り組む人へのメッセージ

デスクワークや営業活動にはカイゼンの余地がたくさん!

部門や行う業務は違っても、みな同じ現場。ムダムラムリが存在し、それを減らしていくことに変わりはありません。

製造や設計の現場は、自動機械やデジタルツール、日々の改善活動によってどんどん効率化されています。一方で、人の動きや役割の比重が大きいデスクワークや営業活動には、まだ改善の余地はたくさん残っていると言われます。

働き方改革が叫ばれていますが、まずは変えるべきは自分の意識。一緒に業務改善を頑張りましょう!


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剱持 知久

株式会社アペルザ ものづくりニュース編集部 編集長

1975年群馬県生まれ。
明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。
2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。2016年5月〜「ものづくりニュース by aperza」編集長兼任。 趣味は釣りとダーツ。