オススメの理由
高い視点、本質的な視点から製造業のあり方を示唆してくれる
著者の稲盛氏は製造業の京セラ株式会社を創立した人です。
タイトルは、一介の技術者として創業した著者が会社を存続させることに苦労した実体験で得た知識として「実学」と名づけたものだったかと思います。
さらにサブタイトルは「経営と会計」とあり、新入社員である自分には関係なさそうと思うかもしれません。
しかし、製造業という組織の前に、会社という組織に入りますので高い視点、本質的な視点から製造業のあり方を示唆してくれるものと思います。
稲盛流は「原価+利益=売値」ではダメで、「売値-原価=利益」なのです。
これが気になったら、この本を手にとってみましょう。
製造業の若手・新入社員に向けたメッセージ
製造業を活性化していってください
製造業、モノづくりで鳴らした日本ですが、かつての日本が欧米に対して追い上げてきた ように、今は新興国がどんどん日本に追い上げをかけている状況です。
会社は常に生存競争 にされており、先人達が知恵を絞って到達した今がありますが、それを更に改善、革新して いく宿命を背負います。
会社に入ったらこんどは自らアイデアを出していく番になります。 是非、デジタルネイティブとも言われる若いみなさんの力を発揮して製造業を活性化してい ってください。
私がオススメします
渡辺
共同カイテック株式会社
50歳、電気設備