竹内 利一

1983年、東京電機大学工学部卒業後、株式会社日立産機エンジニアリング入社。 ロボット周辺装置、搬送・部品供給装置、試験装置など、主に自動制御設備の設計を務める。 2015年に竹内技術士事務所を開設する。 専門領域は「自動制御設備」「機械装置」など

自動化設備は、計画段階での仕様検討が重要です。けれどもそれと同じくらいに重要なことに、設備の使用段階における故障予防があります。 自動化設備の生産性向上を考えたときに、大切なことは設備を止めないことです。設備を止めないた...

自動化設備の生産性向上を考えるときに必要な、稼働率と可動率について説明します。 自動化設備の実力は、稼働率の計算では知ることができません。可動率の計算で初めて知ることができます。 稼働率と可動率の違いを以下に説明します。...

自動化設備の革新は、設備を導入して終わるのではなく導入してから始まります。自動化設備の革新に大切なことは、設備を停止させないことです。自動化設備の良いところは、何と言っても設備を停めない限り、製品を生産し続けることです。...

設備の自動化を検討する場合に、その設備がどれだけ要求する機能を満足しているか、そして導入設備の規模や範囲をどのように決めたらよいかを評価する方法について説明します。そのための評価方法としては、次のようなものがあります。 ...

自動化設備の生産性向上は、やみくもに対策をしてもなかなか効果は上がらないものです。異品種の部品組み立てに複数台のロボットが稼働している設備を例にして、自動化設備の生産性向上について考えてみましょう。 1.各機器の効率の調...