調達のプロである岩城先生が「仕様書ではなく指導書を送る」 と言っていた指導書とは、どんなものなのでしょうか。 指導書とは、こちらの要望や製作上のポイントを記したものです。 具体的には、図面に重要ポイントを中国語で書いたそ...
以前開催した「中国調達セミナー」で講師である 岩城先生の話の中で印象に残ったことをご紹介します。 それはタイトルにもした「仕様書ではなく、指導書を送る」という話でした。 中国調達をする中で問題となるのが、 こちらが望むも...
前回の記事に対する芋たこ北京さんのコメントを今回紹介します。 考えさせられる内容です。 工場で勉強させて力付けるというのは、二つの側面ですね。 小生がいう「本当か?」いうのは、まさに厄介払いで、中国に追いやられるケース。...
少し前、中国駐在員に関するこんな事例を紹介しました。 経験のない若手を中国工場で勉強させて鍛えようとして送り出したが、 中国工場では日本人駐在員を育成するほほどの余裕はなく、 即戦力が欲しかった工場長の判断で1年足らずで...
中国工場のレベルを上げるには、工場の日々の作業を司るシステムやルールをしっかりとすること。 そして、それらを運用し実際に行う人のマネジメントをすること。 この両輪を回すことが必須です。どちらかが欠けていてもダメです。 マ...
弊社では、生産の3要素(3M)を切り口として中国工場の品質問題を捉え、改善するためのセミナーを数多く実施させていただいています。 3Mのそれぞれについて問題点やポイントを話ますが、やはり人に関わるところに多くの時間が割か...
前回、中国駐在員の位置付けに関する読者の厳しい意見を載せました。 この方の言われている内容には考えさせられます。 大手企業でも欧米に出すような基準で中国に出す人材を選んでいるでしょうか。 最後に書かれていたように「送り出...
前回、前々回と中国赴任後1年足らずで帰任させられた駐在員の話を書きました。 本社側では即戦力ではなく中国工場で力を付けさせると考えていたが、工場サイドの希望とずれがあり前述のような結果になったのでした。 これに関して、メ...
前回は、駐在員が即戦力としての力がなく1年で帰任した話を書きました。 中国工場で駐在して仕事をするためには、やはり力量が必要です。 他には、性格的なものもあります。 中国になじめる人もいれば、なじめない人もいますね。 中...
前回の優秀な中国企業の続きです。 今回は工程の管理状況を確認しました。 工程の管理も十分納得のいくものでしたが、やはり現場ではいくつか改善の余地がありました。 この会社の工程で問題と捉えたのは、次の点でした。 最終の外観...
今回は優秀な中国企業の事例を紹介します。 純粋な中国企業で、TOPをはじめスタッフ全員が中国人です。 ISO認証はもちろんTS16949の認証も取得済みです。 中国のISOは誰でも取得できるので信頼度は低いですが、TSの...
あたり前のことができていないのが中国工場だと書きました。 当たり前のことがきちんとできていれば、そうそう不良が発生し、それが顧客の手元にいってしまうことはありません。 繰り返しになりますが、当たり前のことができていないの...