Smart Japan

スマートジャパン」は、日本各地の企業・自治体にとって喫緊の課題である電力の有効活用と安定確保に向け、節電・蓄電・発電のための製品検討や導入に役立つ情報を提供します。企業や自治体の総務部、システム部、店舗運営者、小規模工場経営者などの方々に向けて、電力管理や省電力化を実現する製品情報、導入事例、関連ニュースをお届けするほか、製品カタログや利用ガイドなども掲載していく予定です。 http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/

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2016/10/31 IT media

 経済産業省と電力会社が連携して原子力発電所を再稼働させるシナリオは単純にできている。電力の需給見通しを現実以上に厳しい数値で出して国民の不安をあおる一方、電気料金を値上げして家庭や企業のコストを増大させる。原子力発電所...

 環境対策や省エネが求められる中、店舗・オフィスの多くには、使用電力量の約半分を空調が占めているというデータがある(資源エネルギー庁「夏期最大電力使用日の需要構造推計」から)。そのためより高い省エネ性能をもつエアコンが要...

 柏崎市の中心部から2キロメートルほどのところに「赤坂山浄水場」がある。市内の水道水の8割以上を供給する浄水場の構内に、小水力による「赤坂山発電所」が2月1日に運転を開始した(図1)。 図1 「赤坂山発電所」の建屋外観。...

 水道設備を利用して再生可能エネルギーの導入に取り組んできた東京都の水道局が新たに水素エネルギーの活用にも取り組む。2月2日に「WATER & TOKYO 東京水道イノベーションプロジェクト」を開始して11の施策...

 電力取引等監視委員会は2月5日に小売電気事業者の登録審査を実施して、21社を適格と認定した(図1)。すでに登録を完了した小売電気事業者を含めて169社に拡大する。申請中の事業者を加えると280社に達している。 図1 小...

 サンテックパワージャパンは太陽光発電設備向けけのパワーコンディショナーのラインアップを拡充した。メガソーラー向けに1種類、小規模産業用に2種類の新製品を追加している。既に注文受付を開始しており、出荷は2016年3月15...

 JR九州では、気動車に代わる次世代車両として、架線式蓄電池電車の開発を進めてきた(関連記事)。架線式蓄電池電車は、交流電化区間では、2万Vの交流が流れる架線から電力を得てモーター走行する。同時に常時、架線から得た電力で...

 「標準LED」とはLED関連製品の開発現場で使用し、基準値を示すものだ。普及が広がるLED照明や有機EL照明などの固体素子照明では、明るさを評価する指標として全光束や色の評価が重要とされている。これらの評価のためには、...

 2012年7月に始まった「固定価格買取制度(FIT)」だが、太陽光の買取価格は、普及が拡大していることから減少傾向にある。  買取価格は電力の供給を開始した時点ではなく、国から設備認定を受けた時点、あるいは電力会社など...

 DMM.comが建設を進めていた2カ所のメガソーラーが2015年12月に商業運転を開始した。1カ所目は熊本県合志市に建設した「DMMソーラー 合志発電所」だ。ハンファ製の多結晶パネル6656枚を設置し、最大出力は約1....

図1 鳥取県の再生可能エネルギー比率(2014年度の発電量)出典:鳥取県  鳥取県は県内に火力・原子力発電所がないため、これまで必要な電力の7割以上を県外で発電したものに頼らざるを得ない状況が続いてきた。そこで同県では再...

 地球温暖化対策の動きがグローバルで広がる中、航空機燃料についてもCO2排出量削減を求める動きが広がっている。国連の専門機関であるICAO(国際民間航空機関)や、民間航空団体であるIATA(国際航空運送協会)は、2020...