新規取引先工場監査-写真撮影NG時の対応!!
会社によって写真撮影可否の対応は大きく異なると言っていいでしょう。
写真撮影は無制限でOKという会社もあれば、
前述のように一切NGという会社もあります。
まだ取引を開始していない会社に対して
ガードを固くしている中国企業は少なくありません。
一方で写真は確かに後で思い返したり、
その場にいない本社スタッフにイメージを持ってもらうのにとても有効です。
何とか、ポイント部分だけでも写真撮影の許可を取りたいものです。
事前に了解を求めるのは、相手が中国企業でも当然のマナーです。
でもガードの固い企業に対して、正面切ってお願いすると建前として許可できないのが、
相手の立場でもあります。
こんな場合は、わたしの経験から言うと限定してお願いをすると
許可してくれることが多いです。
例えば、「こことあそこは弊社として重要なポイントと考えており、
貴社の状況を本社スタッフに理解させるために写真を撮らせて欲しい」と言います。
ここだけと限定すると、相手の敷居も低くなります。
さらに、もしなんなら写真も相手の会社の人に撮ってもらうようにすれば、
敷居はもっと低くなりOKが出る可能性は高いと言えます。
写真を撮りたいところに一緒に行って、
あなたのカメラを渡してシャッターを相手に切ってもらえばよいでしょう。
デジカメですから、その場でお互いに写真を見て問題のないことを確認できますね。