スマホ選びの決め手となるカメラモジュールの世界
スマホを選ぶ上でカメラ性能を重視する方は多いと思います。一昔前は写真を撮るのであればデジカメでしたが、昨今ではスマホに搭載されたカメラの性能が高いので、スマホで写真を撮る方が多いと思います。SNSが普及したこともあり、InstagramやTwitterに写真を投稿して楽しんでいる方ならカメラの性能は気になるところですね。今回はスマホの性能の決め手となるカメラ(カメラモジュール)についてご紹介します。
■ カメラモジュールとは
■ 主なカメラモジュールメーカー
■ デュアルカメラ(2眼)について
■ カメラモジュールとテクダイヤの精密ノズル
カメラモジュールとは
カメラモジュールとは、スマホやノート型パソコンなどのモバイル機器に搭載されているカメラのことです。
他にも急激に進化する自動運転の主要部品としても需要が拡大していますが、やはりカメラモジュール市場を牽引しているのはスマホです。
スマホは世界中で使用され、ここ数年は飽和状態とも言われていますが、カメラモジュールは進化を続け小型化・低背化・オートフォーカス・手ブレ補正システムなど多機能になっています。
さらにスマホ一台に搭載されるカメラの数が増えたことにより、まるで一眼レフで撮ったような高品質な写真が楽しめます。
主なカメラモジュールメーカー
意外と知られていないカメラモジュールメーカー。
世界シェアは中国メーカーが40%、韓国メーカー25%、台湾メーカー15%、日本メーカー10%、他の国メーカー10%。
下記の企業は一例です。
1)O-film(中国メーカー)
2)Sunny(中国メーカー)
会社HP:http://sj-tokyo.com/
3)シャープ(日本メーカー)
会社HP:https://jp.sharp/
4)Foxcon(台湾メーカー)
5)LGInnotek(韓国メーカー)
会社HP:http://www.lginnotek.co.kr/
デュアルカメラ(2眼)について
最近、スマホに2つ並んでいるカメラが主流になってきました。
これがデュアルカメラです。
また、新機種だと3つ、4つ並んでいるスマホも発売されていますね。
ただ、カメラの数が増えると性能良さそうとは誰もが思いますが、では一体何がいいの?と思う方もいるでしょう。
そんな方は下記をご確認ください。
【リフォーカス】
・リフォーカス機能で焦点の位置を変化させ、背景をぼかした写真を撮ることができます。
【測距】
・2個のカメラの視差を利用することで被写体との距離情報を取得することができます。
写真情報に新たな付加価値が創出できるため、距離情報を利用したアプリの開発も可能です。
・撮影時に被写体との距離を正確かつ高速に測定できるため、オートフォーカスの速度向上にも貢献できます。
【3D】
・2個のカメラの映像を合成することにより3D映像の生成が可能になります。
カメラモジュールとテクダイヤの精密ノズル
カメラモジュールとテクダイヤの精密ノズルについて全く関係がないように思えますが、実はカメラモジュールの製造工程で重要な役割を果たしています。
カメラモジュールはレンズや撮像素子、駆動機構、回路などを組立てたものです。
その組立て工程で使用されているのがテクダイヤの精密ノズルです。
カメラモジュールの小型化・低背化に伴い、狭小箇所に微細塗布が必要ですが正確に安定して塗布が実現出来るのはテクダイヤの精密ノズルです。
【テクダイヤの精密ノズルの特徴】
■詰まらない
〈内部の段差を排除した綺麗なテーパー形状〉
材料の蓄積や硬化を防ぎ、詰まりなき高き流動性
■這い上がらない、ばらつかない
〈先端にラップ加工〉
材料の這い上がりや糸引きを抑制
〈シリンジとノズルの同口径化〉
シリンジとノズル接着部の段差をなくすことにより、気泡が入らず安定した塗布を実現
テクダイヤの精密ノズルページ:https://www.tecdia.com/jp/products/precision/dispenser/index.php
いかがだったでしょうか?
スマホの性能の決め手となるカメラ(カメラモジュール)についてご理解いただけましたでしょうか?
今年も新しいスマホが続々と発売予定ですので、プロが撮影したような写真でSNSをお楽しみください!
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