外観検査員にはトレーニングが必要!!
年に何回か外観検査セミナーの講師を務めさせてもらっています。
特に海外工場向けとはしていませんが、わたしの場合は中国工場の事例なども紹介するようにしています。
また、検査精度を上げることができた事例なども紹介するようにしています。
以前、セミナー参加者からこんな質問がありました。
「中国に工場展開しており、そこでも外観検査をしているが人の入れ替りが激しく困っている。どうしたらよいでしょうか?」という内容でした。
外観検査は視覚を使って行う官能検査で、分析型官能検査に属します。
もうひとつの嗜好型官能検査がいわゆる好みを検査するのに対して、分析型官能検査は品質の差異を評価する検査です。
従って、分析型官能検査は客観的な評価をする検査です。
そのためには検査員にトレーニング(教育)をすることが必要となります。
つまり、外観検査員に対して、しっかり教育することが必要かつ重要だということです。