中国調達セミナーの様子をご紹介!!
※こちらは2014年10月20日に公開された記事です。
10月3日(金)に、岩城真先生の「中国調達セミナー」を開催させてもらいました。
多くの方にご参加いただき、岩城先生の話もいつに増して熱が帯びていたように感じました。
こうしたセミナーでは、知らない人同士が集まっているので、非常に重い雰囲気になっていることがよくあります。
弊社セミナーでは、リラックスして聞いていただくために参加者同士の交流を図ることにしています。
今回も参加した目的を参加者同士で話してもらいました。みなさん同じような課題を抱えていらっしゃるので、すごく盛り上がりました。
また、他の人と会話をすることで、緊張がほぐれるのでその後の話をリラックスして聞いていただけます。
さて、岩城先生の話で印象に残ったものの1つご紹介したいと思います。
中国企業との合弁では、公平な利益配分は求めてはいけないということ。
日本企業は、合弁などの場合、自分たちが流したのと同じだけの汗を、相手側にも求めがちですが、中国の場合、それではうまくいかない。
どう考えても日本企業側の方が拠出する部分が多くなる。
設備、技術、人材等々。
日本側の言い分は、こうなってしまうのです。
「俺たちがこれだけやっているのだから、お前たちもちゃんとやれよ、仕事しろよ。」
しかし、そこに拘ってはいけない。
そうではなくて、自分たち(自社)の利益をどれだけ創り出せるか、ここに焦点を当てて考えるべきと言っておられました。