中国企業との付き合い方
先週土曜日(2012年9月4日)に、中国工場・品質管理セミナーのセッション1を開催しました。
今回は、自社中国工場の問題よりも部材調達先の中国企業の品質問題に課題を持っている方が多いようでした。
その中で悩みとして出てきたのは、「どこまで関わるか」ということでした。
自社工場でないので、自分たちの思うようにやることはできない。
そうした時に、いったいどこまで関わるのがよいのか、どこまで要求してやらせるのかということです。
受講者からは、経営者の考えをよく確認することが重要だとの話も出ました。
それは、経営者がしっかりした考えを持っていれば、それなりにこちらの要求やその意図を理解してくれ、社員に指示を出してくれるから。
自分の取引先はそのような経営者なので、なんとかうまくやっていると。
これはとても重要な示唆に富んでいます。
新規購入の前には、やはり相手のトップと会い、どのような考えで会社を経営しているかを確認すべきですね。