UV硬化

UV硬化

学生・OLに流行りのジェルネイル。

これは【UV硬化】という化学反応を使っています。

近年、さまざまなところで使われているUV硬化技術を、UVって何?というところから、ご紹介します。

①UVって何?
②UV硬化
③身の周りで使われるUV硬化技術
④テクダイヤxUV硬化技術

①UVって何?

私達が普段言っている【光】は、電磁波という波のことです。

その電磁波の中で、ひとつあたりの波の長さ、いわゆる波長が10nm〜400nmの範囲にあるものを、

紫外線いわゆる【UV(UltraViolet)】といいます。

②UV硬化

先程、波長が10~400nmの範囲にあるものをUVといいました。

その中でも200~400nmの波長をもつ光を、【UV硬化樹脂】とよばれる特殊な樹脂に照射します。

すると、光を当てたことによってエネルギーが発生し、化学反応を起こして樹脂が硬くなります。

 

これを、UV硬化といいます。近年はやりのジェルネイルも同じ現象で硬くなっています。

適切な光の強さや、波長を当てることによって、ツヤツヤな仕上がりにしたり、密着性を良くできるなど、よりよい効果が得られます。

短時間で固まるのも、大きなメリットです。

③身の周りで使われるUV硬化技術

ジェルネイルの他、携帯電話の表示パネル、自動車やバイクのボディやヘッドライト、パソコンに使われる小さな電子部品など、実は、多くの箇所に・さまざまな分野で使われています。

ツヤツヤしていてきれいな見た目だけでなく、乾燥や硬化(ハードコート)の効果もあるのです。

④テクダイヤxUV硬化

携帯電話や自動車、パソコンに搭載されているカメラモジュールには、UV硬化技術が使われています。

部品と部品を接着するために、【UV接着剤】と呼ばれる、UV硬化樹脂を使用します。

テクダイヤのノズルは、下記のような特徴があります。

 

(1)安定塗布
接着剤の出口の部分にラップ加工と呼ばれる、表面を鏡面にする加工を施すことで、従来のノズルより65%の安定塗布を実現しました。

(2)ロングライフ
ノズル内部の細い部分に段差があると、接着剤が滞留してしまい、ノズルが詰まってしまうという問題点があります。

テクダイヤのノズルは、内部の段差をなくして流動性を向上させ、ノズルの交換頻度を50%削減。

お客様のコストダウンに貢献できます。


創業40年の製造業。ダイヤモンド事業からスタートしたテクダイヤは、会社本来の「人好き」が作用し、人との出会いを繰り返しながら業態変化を続ける。 現在はセラミック応用技術・精密機械加工技術・ダイヤモンド加工技術をコアとしながら先端技術のものづくりを支える。スマホやデータセンターなどの通信市場、更にはNASAやバイオ領域にも進出中。