エアブリッジ製作は至難の業。何故こんなに大変なものをわざわざつくるのだろうか。
こんにちは☀yonaです!
みなさん、エアブリッジって知っていますか??
分からない方は、「エアブリッジ 回路基板」でネットで調べてください。笑
「エアブリッジ」という名前。直訳すると「空気の橋」ですね。
回路基板の中に、橋を渡して、金属の配線をまたがせる、というイメージです。
SEMで見るとこんなかんじ。
まだ、開発段階ではあるのですが、Gapが3.5umのエアブリッジ。
エアブリッジは、エアブローをすると、吹っ飛ぶ。そーっと……エアブローをしても、吹っ飛ぶ。どうしたら吹っ飛ばないかは…わからない。笑
それだけ、脆い配線だということです。基板に密着しているわけではない為、脆いのは仕方ない。
ただ、なんでエアブリッジなんてものを作るんだろう。
だって、作るの大変なんだよ!? こんな大変なのに、わざわざ作る必要があるのか。
弊社には、電気に詳しい方々が沢山います。……なので、聞いてみた。
「なんでエアブリッジなんて作るんですか?」
私にとっては、素朴な疑問。返ってきた答えは
「え、難しい質問だね。んー考えたこともなかった。」
……ん?? 考えたことないのに作ったのかーーーーー!笑
……先輩方から頂いた答えは、
配線に使用するリボンや金ワイヤーをする手間を省くために作ったのではないか、ということでした。
たしかに、50umとかの距離にワイヤーつけるとか至難の業だもんな。私も、苦手です。ワイヤーボンディング。笑
でも、きっと、これ以外にも答えがあるはずとのことでした。
こちら以外の答えの方がいらしたら、ぜひとも私にご教示ください。
yona.