オススメする理由
イノベーションを起こす事例を通して、これからの現場・業務のあり方を教えてくれる
これからの現場や業務の改善は、新たな企業文化の創造へと結びついていかなければならない。
本書はIDEO社がイノベーションを起こす事例を豊富なカラー写真を使ってで理解させることにより、これからの現場、業務のあり方を見せてくれる。
さらに、企業文化の役割の重要性が実感できる。
カイゼンに取り組む人へのメッセージ
現場や業務の改善は議論することが重要
現場や業務の改善には、実際に頭を使い、手足を使い、議論することが重要である。
身近にあるものでアイディアを形にして見せるだけで、ブレーンストーミングのやり方を見直すだけで現場は活性化する。
その結果、新しい企業文化の創造も可能になる。
私がオススメします
石田 厚子
石田厚子技術士事務所 代表
1948年東京生まれ 石田厚子技術士事務所代表 東京電機大学情報環境学部特別専任教授 技術士(情報工学部門) 工学博士
東京大学理学部数学科卒業後、日立製作所入社。コンパイラ作成のための治工具の開発からキャリアを始める。 5年後に日立を退職し、その後14年間に5回の転職を繰り返しながら、SEなどの経験を通じてITのスキルを身に着ける。その間、33歳で技術士(情報工学部門)取得
1991年、ソフトウエア開発の生産性向上技術の必要性を訴えて日立製作所に経験者採用。生産技術の開発者、コンサルタントとして国内外にサービスを提供
1999年 企画部門に異動し、ビジネス企画、経営品質、人材育成を担当。57歳で「高い顧客満足を得る商品開発への影響要因とその制御」論文で工学博士取得
2007〜13年、日立コンサルティングでコンサルタント育成に従事。「技術者の市場価値を高める」ことを目的とした研修を社外に実施
2013年 65歳で日立コンサルティングを定年退職し、石田厚子技術士事務所を開業。技術者の市場価値を高めるためのコンサルティングと研修を実施
2014年 東京電機大学情報環境学部の特別専任教授に就任