オススメの理由
ものづくりにも必要な“挑み続ける真摯な姿勢”が描かれている
多分に手前味噌、我田引水に思われてしまうかもしれませんが、私の勤務する富士通グループにおける特筆すべき8つのプロジェクトについて、携わったメンバーの挑戦と苦労を物語仕立てで紹介しています。
「ものづくり」のプロジェクトだけではありませんが、「ものづくり」と共通するのはあらゆる困難にひるまずに、挑み続ける真摯な姿勢だと考えています。
同様の視点では、出光興産創業者の出光佐三氏の生き様を描いた『海賊とよばれた男』(百田尚樹著)やアニメ『風立ちぬ』のモデルとなった、ゼロ戦開発の苦闘を描いた『零式戦闘機』(柳田邦男著)などもいいかもしれません。
製造業の若手・新入社員に向けたメッセージ
常に挑み続ける気持ちを忘れないでください
天然資源の乏しい日本においては、先人たちは卓越した「ものづくり」の技術により、わが国を世界に一目置かれる国としてきたと考えています。
そして、その「卓越した技術」はどのような困難にむかってもあきらめず試行錯誤を繰り返し挑み続けた多くの先人たちの真摯な努力の賜物と信じています。
「ものづくり」立国日本の一員として、常に挑み続ける気持ちを忘れないでください。
私がオススメします
平岡 光一
株式会社富士通マーケティング 上席執行役員 民需ブロック長
1981年、富士通株式会社入社。営業部に配属され、以降35年ほぼ一貫して製造業のお客様を担当する。2013年4月、株式会社富士通マーケティング 常務理事 産業営業本部長。2014年6月、執行役員 産業営業本部長。2015年4月、執行役員 民需ブロック副ブロック長(兼)産業営業本部長。2017年4月より現職。