オススメする理由
ホワイトカラーに期待されている働き方が理解できる
今後、ワークライフバランスの普及とともに、働き方の多様化、労働時間の短縮化や職場以外での勤務などが求められることとなるが、その前提としては「生産性を高めながら」という一節がかならずその表現の前後にまとわりつくこととなる。
工場で働くならまだしも、ホワイトカラーで働くに際して「生産性を高める」「高い生産性」とはどういうことかなど、今後ホワイトカラーに期待されている働き方とは何かを理解し、目標をそこに定めることは、とくに若手社員には必要だと思う。
製造業の若手・新入社員に向けたメッセージ
生産性を高めることが、自身の競争力を磨く最善の措置
これまで30年近い社会人経験を日本系企業と外資系企業と合計6つの会社で過ごしてきましたが、歴然と両者に差があるのが、ホワイトカラーの「生産性」だと考えます。
こちらは一人で会議に参加する一方で、相手(日本系企業)からは4、5名が参加する会議は日常的に行われますし、そのなかで発言をしない参加者がいると、ことさらこの企業の「生産性」が気になります。
お金よりもはるかに価値の高いものが「時間」であることを人生で初めて学ぶ社会人において、短い時間の中で、いかに最大限のアウトプットを出すかどうかが、自身の競争力を磨く最善の措置となります。
ぜひ、これからの世の中の求める「生産性」とその鍛え方を本書を読むことで学んでいただければと思います。
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小池 純人
GEジャパン株式会社 コーポレートコミュニケーション本部 ダイレクター