ソフトサーボシステムズ、産業用製造装置を制御する高機能ソフトモーション製品の最新版を発表
ソフトサーボシステムズ株式会社は、半導体製造装置、産業ロボット、国内の産業用装置メーカーの制御機能向上とコスト削減への貢献を目的に、産業用製造機器向けのモーションコントロールソフトの最新バージョン「WMX2」の発売を発表した。
「WMX2」は、PLCなどの従来のハードソフトウェアによる制御装置製品とは違い、ソフトモーション技術により市販Windowsパソコンを制御装置として用いるため、工場内の製造装置や製造管理システムとの統合などインダストリー4.0への対応も簡単になるという。
■従来の「WMX」から機能・性能アップを図った「WMX2」の特徴
・最大64軸、I/O点数11600/11600、通信周期最短0.25ms(標準1ms、4msまで可変)
・C/C++言語および.NET用モーションライブラリを提供
・Visual Studioでユーザー独自アプリケーションが容易に構築可能
・豊富な加減速プロファイル(台形、ベル型(Sカーブ)、ジャーク、ジャーク比指定、正弦曲線加加速度、放物線加加速度、2段階速度、時間指定による移動平均)、加速・減速で別プロファイル指定可能
・補間機能:直線(64軸)、円弧(最大3軸)、ヘリカル補間(3軸)、連続経路等速補間機能
・APIバッファ、イベント等、Windowsアプリでは不可能な高速性を実現
・ガントリー軸等に適用可能な同期機能及び同期補正
・各種産業ロボットキネマティックスにも対応。10台までの産業ロボットや各種装置を同時制御可能