電解重合による導電性高分子膜の生成
私が働く職場では、よく電気めっきと呼ばれるプロセスを行います。
今回は、電解重合(electropolymerization)というめっきと同様のプロセスを紹介します。どちらも電流を使用してマテリアルを乗せていくプロセスです。
電解重合は、ポリマー系の電流を使用して堆積させる際に使用します。下のグラフは、電解酸化重合(oxidative electropolymerization)を表します。
堆積されたポリマーは、導電性ポリマ(conducting polymer)と呼ばれ、エレクトロクロミズムに使われます。
また電圧を変更することで、青色の状態と色の無い無職の状態をスイッチすることができます。
電解酸化重合のバンドキャップを調整することによって、青、無色以外にもさまざまな色に変更することができます。
次回は、電解酸化重合やその他興味深いアプリケーションについてお話したいと思います。